私は長期投資をしながら、月に数万円稼ぐ短期トレードも行っています。
私の短期トレードでは、永久保有したいと考える銘柄のみを扱います。
今回紹介する NF・日経高配当50 ETF(以下「日経高配当50」)もトレード候補として信頼している銘柄のひとつです。
この記事では、なぜ日経高配当50が永久保有したい銘柄なのか解説していきます。
あやせ
投資家 兼 サラリーマン
投資歴12年(2024年1月現在)
米国債券/米国ETF/米国個別株/日本個別株/国内ETF/投資信託/暗号資産FX
IDECO/ジュニアNISA/新NISA満額投資
短期トレードで月5万円ほど稼ぐ
NF・日経高配当50 とは簡単に言うと…
- 一口2000円台から投資ができ
- 国内の大型高配当銘柄に分散投資しつつ
- 年4回の分配金が貰える
配当金目当ての投資初心者でも安定的な配当金が得やすい便利なETF
NF・日経高配当50 ETF基本情報
NF・日経高配当50 ETF基本情報は以下のとおりです。
銘柄コード | 1489 |
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銘柄正式名 | NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 |
愛称・略称 | NF・日経高配当50 ETF |
対象指標 | 日経平均高配当株50指数 ※日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成される株価指数 |
分配金支払い基準日 | 毎年1月、4月、7月、10月の各7日(年4回) |
信託報酬率(年率・税込) | 0.308% |
分配金利回り※12月15日 | 3.73% |
純資産総額※01月04日 | 1,686.9億円 |
売買単位 | 1口 |
NF・日経高配当50 ETF 組み入れ銘柄および純資産比率
日経高配当50は予想配当利回りの高い株式で構成された、日経平均高配当株50指数に連動するETFです。
高配当企業は成熟した安定企業が多い傾向にあります。
※2023年11月
NF・日経高配当50 ETFが長期保有できる理由
私が日経高配当50を永久保有したいと考えている理由は以下の5つです。
- 個別銘柄固有のリスクがない
- 純資産総額が多い
- 流動性が高い
- 高い分配金利回り
- 扱いやすい売買金額・単位
個別銘柄固有のリスクがない
ETF全般に当てはまることですが、固有銘柄が抱えるリスクが無いため安心して保有ができます。
例えば倒産リスク。
企業の倒産や悪い決算によって価値が0になる可能性は限りなく低いです。(上場廃止リスクはあります)
また一つのETFで多くの株式に投資できるためリスク分散にもなります。
純資産総額が多い
日経高配当50の純資産額は1,686.9億円と比較的高いです。
純資産額が高いと上場廃止リスクも低くなります。
流動性が高い
日経高配当50は流動性も高いです。
だいたい一日に100万株弱の出来高があり、1000億円程の売買が行われています。
流動性が高い(売買が活発に行われている)ので約定しやすくトレードに適しています。
高い分配金利回り
日経高配当50は3.73%の高い分配金利回りがあります。
例え購入後に株価が下がっても、分配金を受け取りながら安心して買い下がり平均取得単価を下げられます。
扱いやすい売買金額・単位
日経高配当50の最低売買単位は1株からと少額から投資しやすい銘柄です。
個別銘柄を単元未満株で取引する場合、リアルタイムで売買できる証券口座は限られます。
日経高配当50は最低売買単位が1株なので、リアルタイムで手数料なしでトレード可能です。
また、日経高配当50は2024年1月中旬に1口につき30口の割合で分割されたため、最低取引金額は2,000円前後となります。
より分割売買がしやすい銘柄となったのも私としては大きなポイントです。
参考:NF・日経高配当50 ETF(1489)の受益権分割による最低取引金額の変更について
NF・日経高配当50 ETFの買い時
どのような銘柄も、事前に長期目線で利益を確定するか、短期目線で利益を確定するかを考えてからトレードを行います。
※あくまで私のトレード思想であって必ず勝てるわけではありません
※株式投資は自己責任のもと、リスク許容度の範囲内で失ってもよい金額で行ってください
長期トレード:数か月間で利益を確定したい場合のトレード
数か月で利益を大きくとっていきたい場合は、ローソク足は「日足」、インジケーターは「MACD」を利用します。
上記画像の黄色い丸の個所で示している、MACDがクロスしそうなところで買いを入れるか検討します。
ローソク足だけだと分かりずらいですが、MACDのクロスを監視すれば、おおよそ割安なタイミングを掴むことができます。
短期トレード:1日から数週間で利益を確定したい場合のトレード
ローソク足は「1時間足」、インジケーターは「100分移動平均線(画像上部の細い紫の線)」「RCI」とを利用します。
「移動平均線との乖離が大きい」かつ「RCIが-80」を下回ったところで買いを検討します。
一度目の買いではさらに下がることを見越して少額の買いをいれます。(買い①)
二度目の買いでもさらに下がることを見越しながら、一度目の金額より大きめの買いをいれ平均取得単価をさげます。(買い②)
短期で少額の利益が得られればいいので、株価が跳ねて適当に利益が出たところで売却してしまいます。
上記で利用しているチャートソフトとインジケーターの設定の詳細については別ページをご覧ください。
まとめ
日経高配当50が永久保有したい銘柄と考えている理由を紹介しました。
- 個別銘柄固有のリスクがない
- 純資産総額が多い
- 流動性が高い
- 高い分配金利回り
- 扱いやすい売買金額・単位
ETFなので1つの銘柄で幅広い株式に投資ができるため、倒産などの個別銘柄が抱えるリスクを避けながらトレード可能です。
また、純資産額が多く流動性も安定しているため短期トレード向きです。
高い分配利回りも株価下落へのメンタルをサポートします。
1月中旬からは1株2000円程度から売買できるようになるので、ますます流動性は高まり人気の銘柄となるでしょう。
上記の理由から私は日経高配当50をトレード対象の銘柄として位置付けています。
私の月数万円稼ぐトレードについては別記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。