MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)|長期投資に人気な理由と株の買い時|配当金生活に必要な投資額

私は長期投資をしながら、月に数万円稼ぐ短期トレードも行っています。

私の短期トレードでは、永久保有したいと考える銘柄のみを扱います。

今回紹介する MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(以下「MAXIS S&P500」)もトレード候補として信頼している銘柄のひとつです。

この記事の内容は以下の通りです。

  • MAXIS S&P500の概要
  • MAXIS S&P500が永久保有できる理由
  • MAXIS S&P500の買い時
  • MAXIS S&P500で配当金生活ができる投資金額
プロフィール

あやせ

投資家 兼 サラリーマン

投資歴12年(2024年1月現在)

米国債券/米国ETF/米国個別株/日本個別株/国内ETF/投資信託/暗号資産FX

IDECO/ジュニアNISA/新NISA満額投資

短期トレードで月5万円ほど稼ぐ

目次

MAXIS S&P500(2558) とは簡単に言うと…

  • 世界最強と言われる指数連動のもと
  • アメリカ優良企業TOP500社に投資しつつ
  • 1%強の分配金を受け取れる

今後も長期的に右肩上がりの成長を期待できるETFである

MAXIS S&P500(2558) 基本情報

MAXIS S&P500基本情報は以下のとおりです。

銘柄コード2558
銘柄正式名MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
愛称・略称MX米株SP(日本経済新聞掲載名)
対象指標Standard & Poor’s 500 Stock Index(S&P500種株価指数)
※アメリカで最も大きな500社の市場資本価値に基づいた加重平均指数
※投資信託のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じ
分配金支払い基準日6月、12月(年2回)
信託報酬率(年率・税込)
※2023/6/30 現在
0.077%
直近分配金利回り
※2023/12/8 現在
1.18%
純資産総額
※2024年02月16日 現在
531.27億円
売買単位1口
MAXIS S&P500(2558) 基本情報

MAXIS S&P500(2558) 組み入れ銘柄

MAXIS S&P500 はアメリカを代表する500社を網羅する「Standard & Poor’s 500 Stock Index(S&P500種株価指数)」、通称S&P500という指数に連動するに連動するETFです。

これは投資信託のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じ指数です。

銘柄業種/セクター組入比率
マイクロソフトソフトウェア・サービス7.07%
アップルテクノロジ・ハードウェア・機器6.33%
エヌビディア半導体・半導体製造装置4.17%
アマゾン小売3.59%
S&P 500 E-Mini Futures(先物)3.09%
メタ・プラットフォームズ クラスAソフトウェア・サービス2.39%
アルファベット クラスAメディア・娯楽2.31%
バークシャーハザウェイ クラスB金融1.68%
アルファベット クラスCメディア・娯楽1.41%
イーライリリー・アンド・カンパニー医薬品製造1.39%

※2024年2月14日現在

MAXIS S&P500(2558) が長期保有できる理由

私がMAXIS S&P500を永久保有できると考えている理由は以下の5つです。

  • 最強指数S&P500連動である
  • 経費率が低い
  • 年2回の分配金がある

最強指数S&P500連動である

MAXIS S&P500は世界最強の指数とも言われるS&P500指数連動のETFです。

世界最強と言われる理由はいくつかありますが、特に突出しているのがそのパフォーマンスです。以下の画像はS&P500の長期チャートですが、見て分かる通り常に右肩上がりの成長を見せています。

S&P500長期チャート

S&P500連動の代表的なアメリカETFのSPYのチャートが以下です。

SPY長期チャート

設定から20年ほどで株価は10倍に成長しています。

長期的にみて、今後も上昇し続ける指数と考えられているのが、長期保有に適している理由です。

経費率が低い

MAXIS S&P500(2558)の経費率は0.077%と低く設定されています。

長期保有するのであれば、常にかかるコストである経費率は、低ければ低いほど最終的なパフォーマンスが高くなります。

さらにSBI証券、楽天証券では貸株金利サービスがあり、貸株金利0.1%を受けられるので、実質コストはかかりません。

※貸株金利サービス・・・保有している株式をSBI証券を通じて他の投資家に貸し出し、その対価として金利収入を得ることができます。例えば全体の80%の銘柄は最低金利0.1%で、100万円の株を貸し出すと年間1000円の収入になる計算です。ただし、貸株には信用リスクが存在し、SBI証券や貸出先の信用状態によってはリスクを負う可能性もあります​

年2回の分配金がある

MAXIS S&P500(2558)は6月と12月の年2回の分配金があります。

直近の分配金利回りは1.14%とあまり高くはありません。

ただ、私の短期トレードでは主に逆張りの買い下がりをメインの手法としています。

分配金は買い下がり途中のメンタル維持に作用します。

私は主に値上がり益目当てでMAXIS S&P500をトレードしますが、意図せず数万円の配当が臨時収入で入るとちょっとした贅沢ができます。

MAXIS S&P500(2558)の長期積立投資について

MAXIS S&P500(2558) の新NISAなどでの長期積み立て投資についてですが、私はお勧めしません。

定期的な分配金が欲しければ2558の積み立てはひとつの選択肢となります。

ただ、複利の力を重視して資産の最大化を計りたい目的であれば、分配金がファンド内で再投資される投資信託の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選んでおいた方が無難でしょう。

私はあくまで長期積み立てではなく、短期トレード目的で2558を利用しています。

MAXIS S&P500(2558) で配当金生活

MAXIS S&P500(2558) で配当金生活を送るためにはいくら必要なのでしょうか。
簡単な試算を出してみました。

以下の前提条件で考えてみます。

月の生活費30万円(年360万)
分配金利回り1.14%
株価21,000円
税金20%
経費率考えない

上記条件のもと試算した結果、MAXIS S&P500(2558) の配当金で生活を送るためには4億円近くの資金が必要となりました。

とても現実的ではなさそうです。

2558は配当金目当てではなく、値上がり益を目当てに投資する商品です。

MAXIS S&P500(2558) の買い時

※あくまで私のトレード思想であって必ず勝てるわけではありません
※株式投資は自己責任のもと、リスク許容度の範囲内で失ってもよい金額で行ってください

MAXIS S&P500 は長期的に右肩上がりのETFです。
そのため極論ですが、どこで買っても長期的には利益がでる、という思想のもとトレードが可能です。

MAXIS S&P500 の場合は、数日の短期目線でトレードすることはなく、数週間から数か月の長いスパンでのトレードに利用しています。

ローソク足は「日足」、インジケーターは「MACD」を利用します。

上記画像の黄色い丸の個所で示している、MACDが0よりも下のエリアでクロスしそうなところで買いを入れるか検討します。

ローソク足だけだと分かりずらいですが、MACDのクロスを監視すれば、おおよそ割安なタイミングを掴むことができます。


上記で利用しているチャートソフトインジケーターの設定の詳細については別ページをご覧ください。

MAXIS S&P500(2558) Q&A

MAXIS S&P500(2558)に関する疑問について解説します。

二重課税はあるのか?

MAXIS S&P500(2558)に二重課税はかかりません

海外の株式に投資する場合によく議論となるのが二重課税の問題です。

アメリカの株式を所有し、配当を受け取った場合、アメリカで配当所得に対して税金がかかり、更に日本でも二重に税金を支払うことになります。

外国税額控除の手続きをとることで、アメリカでの税金は無かったことにできるのですが、申告はなれないとかなり手間な作業です。

この二重課税は2558ではかからず、国内の税金のみとなります。

SBI証券での手数料はいくら?

SBI証券でMAXIS S&P500(2558)を購入した場合の手数料はかかりません

※手数料無料には条件があります

楽天証券での手数料はいくら?

楽天証券でMAXIS S&P500(2558)を購入した場合の手数料はかかりません

※手数料無料には条件があります

まとめ

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)の概要と永久保有できる理由、買い時について解説してきました。

MAXIS S&P500(2558)は世界最強の指数と言われるS&P500連動のETFです。

資産運用はS&P500一択でOKという声もよく聞くほどです。

個人的には、国内ETFでMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)の次に安心して保有できる株式だと思っています。

長期目線で積み立ても良いですが、分配金を受け取りつつ、短期の上げ下げを取って利益を確定するのにも便利なETFです。

これから短期トレードを始めていくという方にもおすすめな銘柄の一つです。


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