2024年から始まる新NISA。
投資枠の上限が従来の800万円から1800万円へ、年間360万円と大幅な拡充となりました。
そこで本日は、
新NISAで全世界株式に1800万の投資を予定しているAさんのお話です。
新NISAまでの債券投資計画
Aさんは2024年から新NISA枠で毎年360万円、5年かけて総額1800万円投資したいと考えています。
ここでふと思いました。
現金のまま寝かせておくのはもったいないな。。。
1800万円を投資し終えるまでの5年間、現金のままでは機会損失だと感じたようです。
そこで、Aさんは最近話題の米国債券について調べてみました。
するとなんと、米国債券は元本保証で利回り4%を超えるみたいなのです。
Aさんが調べたSBI証券では、償還まで1年未満から27年まで、幅広い米国債券を取り扱っているようです。
Aさんはさっそく、次のように投資計画を立ててみました。
2024年に新NISAに投資する360万円は、前年の2023年11月に償還日を迎える債券に投資しておきます。
利金は9カ月ほどで14万円うけとれます。
2025年に投資する360万円は、2024年に償還日を迎える債券に投資します。
2026年以降に投資する資金も同様の考えで各債券に割り振ります。
最後の償還を迎えるころには、5年間合計で税引き後67万円の利金が得られそうです。
現金で寝かせておくよりよっぽど良さそうですね。
米国債券最大のリスク 為替リスク
しかし、米国債券投資に潜む最大のリスクについて、対策しなければなりません。
それが為替リスクです。
2023年3月現在、1ドル136円と円の価値が低い円安のタイミングです。
もし債券償還時に円高になっていれば、債券から受け取る利金よりも、為替差損の方が大きくなってしまいます。
為替リスクの回避策
そこでAさんは考えました。
償還時に円高であればドルで利金を受け取って
ドルのまま運用しておこう
確かにそうすれば、再び円安になったタイミングで円転することで、為替リスクを軽減することができますね。
まとめ|為替リスクを避けつつ米国債券投資
新NISAが始まるまで、まとまった資金がある人は、利回りが高くなっている米国債券への投資は一つの選択肢です。
為替リスクについても、下記の戦略をとることで回避することができます。
償還時に円高:ドルで受け取り、ドルで買付ができるVTI(ETF)で運用
償還時に円安:円転して、円で買付できるemaxis slim全世界(投資信託)で運用
これで現金を寝かせておく機械損失も、ドル建投資による為替リスクも避けられそうですね。
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気になる方はぜひチェックしてみてください。
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