- はじめにどの証券口座を開設するか悩んでいる
- 楽天証券は必ずおすすめされるけどなんで?
そういった疑問にお答えします。
筆者は2017年6月に楽天証券の口座を開設しました。
5年以上毎日利用しているヘビーユーザーとしても、楽天証券は個人投資家が無条件で開設しておくべき証券口座です。
楽天証券は、SBI証券と並ぶ国内2大証券のひとつであり、できないことはほとんど無いといってもよい証券口座であるからです。
主な特徴としては下記のとおり。
- IDECO・NISA対応
- 大手IT企業が親会社でありセキュリティ対策は万全
- 初心者でも使いやすい管理画面と取引ツール
- 業界最安クラスの手数料(デイトレードは無料)
トレーダーにとっては必須の証券口座の一つです。
この記事では、
- 楽天証券の概要
- 楽天証券のメリット・デメリット
を解説していきます。
楽天証券は迷いなく開設してしまってよい証券口座ですが、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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楽天証券とは?
楽天証券は、大手IT企業の楽天グループ株式会社の子会社である「楽天証券株式会社」が運営する証券会社です。
運営会社概要
運営会社 | 楽天証券株式会社 |
所在地 | 東京都港区南青山 |
資本金 | 194億9500万円 |
設立 | 1999年3月24日 |
楽天証券の安全性は?
大事な資産を預け入れる証券口座の安全性は、証券口座を選ぶうえで気になるところです。
楽天証券の安全性について下記の観点から解説します。
- 1000万円まで補償される
- 万全のセキュリティ対策
1000万円まで補償される
証券口座を選ぶうえで気になるのは資産保護の観点です。
万が一、楽天証券株式会社が破綻した場合、私たちが口座へ預けている資産はどうなるのでしょうか?
結論としては、資産の1,000万円まで保護されるので安心です。
全ての証券会社は、証券会社自身の財産と顧客の財産を分けて管理することが法律で義務付けられています(分別管理義務)。
さらに、投資者保護基金という投資家の資産を守る制度もあり、楽天証券も日本投資者保護基金に加入しています。
そのため、もし楽天証券が破綻した際には、1,000万円までは保護されますので安心して利用できますよ。
万全のセキュリティ対策
楽天証券では、ユーザーが安心して取引できるように様々なセキュリティ対策が施されています。
一例として、
- なりすましメールの防止
- ID・パスワード盗み取り防止
- 不正出金のロックや出金時の通知
- 不正ログインの防止
などがあげられます。
楽天証券は大手IT企業の楽天グループ株式会社が親会社でもあるので、セキュリティ対策は万全と言えるでしょう。
楽天証券の取り扱い銘柄は?
楽天証券では、一般的な投資家が扱いたい商品はほぼすべて網羅されていると言ってよいでしょう。
国内の個別銘柄やETFはもちろん、米国や中国など海外の個別銘柄やETF、また債権やREITなど幅広い商品を取り扱っています。
詳細が気になる方は楽天証券の公式サイトをご覧ください。
楽天証券を利用するメリット
数ある証券口座の中から、楽天証券を選ぶ理由としては以下のとおりです。
- 取引ツールが秀逸
- 手数料が安い
- IDECO・NISAに対応
取引ツールが秀逸
楽天証券が提供している取引ツールはとても使いやすく、筆者が楽天証券を利用している大きな理由の一つでもあります。
筆者が楽天証券を利用している大きな理由のひとつは、取引ツールが質が高く、とても使いやすいということです。
楽天証券の取引ツールはパソコン向けのアプリと、スマートフォン用アプリを提供しています。
MARCKET SPEED Ⅱ(マーケットスピード2) | パソコン用 | デイトレーダーには必須 |
iSPEED(アイスピード) | スマホ用 | 外出先で必須 |
MARCKET SPEED Ⅱ(マーケットスピード2)
MARCKET SPEED Ⅱ は、デイトレードを始めてみたい人には必須のパソコン用のアプリケーションです。
MARCKET SPEED Ⅱ の画面から注文・決済が直感的かつスピーディに実行できるためです。
またデイトレードだけでなく、チャートもかなり見やすく日常の銘柄分析には大いに役立ちます。
MARCKET SPEED Ⅱ を使えることが楽天証券を選ぶ大きな理由の一つとなるでしょう。
もちろん完全無料で使えます。
Q. マーケットスピード II では利用料はかかりますか?
A. 利用料は無料です。申請いただければ、どなたも【無料】でご利用いただけます。
MARCKET SPEDD Ⅱ F&Qより
iSPEED(アイスピード)
iSPEEDは、シンプルで初心者でも使いやすいスマホ用アプリです。
iSPEEDだけでも、注文やチャートの確認、お気に入り銘柄の登録・整理などができます。
「エクスプレス注文」という、ワンタップで注文ができる機能などもあり、デイトレードツールとしても利用できます。
外出先での取引となる場合は、iSPEEDを主に利用することになるでしょう。
取引手数料が安い
楽天証券の株式取引手数料は業界最安クラスです。
手数料コースは、
- 超割コース
- いちにち定額コース
のどちらかを選択可能です。
超割コース
超割コースは、1回の取引ごとに手数料が発生するコースです。
発生した手数料の1%がポイントバックされる特徴があります。
いちにち定額コース
いちにち定額コースでは、1日の合計取引金額で取引手数料が決まります。
1日の取引金額100万円までは0円です。
そのため、1日に何度も取引する人や、一日に100万円も取引しない人は、いちにち定額コースがおすすめです。
一日信用制度
手数料コースとは別ですが、楽天証券の信用取引のひとつである「いちにち信用」制度というものがあります。
信用取引には、下記の4種類があります。
- 制度信用取引
- 一般信用取引「無期限」
- 一般信用取引「短期」
- 一般信用取引「いちにち信用」
注文の際に、アプリ画面で「いちにち信用」を選択することで、一日の中で取引を完結させれば取引手数料はかかりません。
筆者の場合、楽天証券はデイトレードでの利用です。
ですので、手数料コースは特にどちらでも良く、注文の際に「いちにち信用」を選ぶことにだけ注意しています。
iDeCo・NISA対応
楽天証券はiDeCoとNISA、つみたてNISAに対応しています。
楽天証券のWEBブラウザアプリでは、iDeCoやNISAの管理がしやすく、資産推移も分かりやすく表示してくれますよ。
楽天証券のデメリット
5年以上楽天証券を毎日利用している筆者として感じる、楽天証券のデメリットとしては以下の1点のみです。
単元未満株が取引できない
楽天証券では、日本個別株の場合は100株からでないと取引できません。
株価の高い銘柄となると、どうしても分割売買(一度に大量に買わずに時間・日にちを分けて少しずつ買う)が難しくなります。
1株など単元未満株を取引する場合は、SBI証券やネオモバイル証券がおすすめです。
筆者はネオモバイル証券を利用しています。
筆者の個人的使い方
筆者は証券口座を複数活用しており、投資手法に合わせて使い分けています。
使い分ける理由は、以下のとおりです。
- 各投資手法による資産推移の変化を把握する(投資成績を可視化する)
- 各証券口座の強みを生かす
参考になるかもしれませんので紹介します。
証券口座 | 投資手法 | 補足 |
---|---|---|
楽天証券 | 投資信託(NISA) IDECO デイトレード | 楽天証券「マーケットスピード2」がデイトレに最適 |
SBI証券 | 米国高配当ETF | |
STREAM | スイングトレード | キリのいい金額(100万, 500万, 1000万)を入金し取引することで、 成績が分かりやすい |
松井証券 | 優待 | |
ネオモバイル証券 | 日本株高配当 |
まとめ|開いておいて損はなし
楽天証券は、これから株式投資はじめる人にとって持っておいて損はない証券口座です。
実際に楽天証券で注文しないにしても、取引ツール「MASRCKET SPEED Ⅱ」が無料で使えるだけで開設する価値があると個人的に思います。
大手IT企業が親会社なだけあり、管理画面や取引ツールは扱いやすく、セキュリティ対策も万全です。
筆者は5年以上利用していますが、一切のトラブルに巻き込まれたことはありません。
初心者でも安心して利用できる証券口座といえます。
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