仮想通貨(暗号資産)の一つであるビットコインは長期保有としても魅力的な資産ですが、スイングトレードでも扱いやすい銘柄です。
暗号資産の中で時価総額および出来高が最も大きく、取引が活発でチャートが適度なうねりを形成するからです。
私はある決まったルールに基づいて、ビットコインをスイングトレードしています。
以下の画像は私が過去実際にビットコインを売買したポイントです。
「買い」はエントリーポイント。 「売り」は一括決済(全て売って利益確定)したポイントです。
あるルールに基づいて売買していることにお気づきでしょうか?
チャート上には、ビットコインのローソク足とは別に、100時間移動平均線(紫線)とRSI(チャート下部の青いジグザグ)というインジケーター(テクニカル指標)を表示しています。
つまり、私のビットコインスイングトレードの基本ルールは以下の通りです。
買いポイント ➡︎ 価格が100時間移動平均線の下にあり、RSIが30の線まで下がったところ。
売りポイント ➡︎ RSIが70の線を越えたところ。
私はこのルールに従って、システマチックに売買しているだけです。
RSIが本当に機能するのか、少し過去の値動きを遡ってみましょう。
下の月別のビットコインチャートをみてみます。
RSIが30に達したところで買った場合、かなりの確度でその後上昇に転じていることがわかるかと思います。
赤線が買いを入れるタイミング、紫線がその後の上昇です。
3ヶ月分を切り取りましたが、それ以前も遡ってみると、機能していることが分かるかと思います。
当然ですが100%機能するわけではなく、その他市況も考慮する必要はありますが、RSIというインジケーターが一つの判断材料として参考になるのは確かです。
もちろん過去のチャートだけの話ではなく、実際に私はこのルールに従って取引しています。
実際の取引履歴(資産額が推測できる情報は隠しております)
出典:暗号資産ウォレット
ビットコインのスイングトレードはとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、実は前述したようなシンプルなルールで利益を細かく取っていくことも可能です。
ビットコインは24時間取引可能ですし、1000円くらいから購入できるので、初心者の方でも始めやすい銘柄です。
このページでは、私がビットコインのスイングトレードで利益を上げるために行っている全手順を紹介しています。
・スイングトレードに最適な取引所の紹介
・勝つための取引ツール設定方法
・エントリーポイントの解説
・利益確定ポイントの解説
ビットコインのスイングトレードに最適な暗号資産取引所からスマホアプリの設定、エントリーポイントから利益確定までを詳細に解説していきます。
ビットコインなどの暗号資産を全く取引したことがない初心者の方でも、手順通り進めれば30分後にはビットコインのスイングトレードを始められます。
全てスマホだけで完結しますので、お気軽に進めていただければと思います。
投機性(ギャンブル性)の高い投資手法であり推奨はしておりません。また、元本割れするリスクが大きく、必ず利益が出るわけではありません。一般的に将来の資産形成が目的の場合、優良な投資信託やETF、個別銘柄への長期的な投資が推奨されています。その点ご留意していただいたうえでご覧ください。
暗号資産およびスイングイングトレードはビットコインのスイングトレードとは
はじめに、私が行っているビットコインのスイングトレードの概要について紹介しておきます。
- 期間:数日から数週間
- 資金:最低1万円くらいから
- 手法:売られすぎの買い下がり
- 利益:約5%
初めのエントリーから利益の確定までは、短い時で数日、長い時で1ヶ月を超えることもあります。
資金については、私は100万円ほどを元手に使っています。
ただ、ビットコインは1000円くらいから購入できるため、分割投資*する想定で1万円ほどの資金から始められます。※分割投資については後述するSTEP4で解説します。
過去の実績では、投資額に対する利益率は約5%です。
私のスイングトレード手法の概要
冒頭で紹介しましたが、私のスイングトレードのイメージは以下の画像のとおりです。
RSIというインジケーターを見ながら、売られ過ぎのポイントで分割して買いを入れていきます。
①→②→③→④と価格が下がるたびに大きな金額で買いを入れることで、平均取得単価を下げるのが狙いです。
ある程度下がったら、上昇に反転する傾向にあるので、頃合いを見て一括売りして利益確定します。
初めの買いでは少額から投資し、底値の方で沢山買いを入れることで、反転したときの利益が大きくなります。
また、一括買いではなく、タイミングと資金を分割することで一発買いにならないため、リスクを抑えることができます。
なぜビットコインのスイングトレードがおすすめなのか
私の短期トレードのメインは株式です。サブのトレード対象としてFX(ドル円、ユーロ円)、そして暗号資産(ビットコイン)を扱っています。
なぜ株式だけでなくビットコインもトレードしているのか。その理由については、別ページで詳しく解説していますが、ビットコインの特性とトレード環境が整ってきたことが挙げられます。
要点をまとめると、以下のとおりです。
- ボラティリティが高い
- 出来高が多い
- 24時間取引できる
- 少額からトレードできる
- 取引手数料が安い
ビットコインは約1000円から取引が可能なので、少額からトレードしたい方向きです。
また、24時間取引できるため、日本株市場への参加は難しくても、ビットコイン(暗号資産)であればリアルタイムで市場に参加できます。
さらに、外国株のような高い取引手数料や為替手数料がかからないのも暗号資産トレードの魅力のひとつです。特に頻繁にトレードするスイングトレードでは、手数料の安さが非常に重要です。
次の4ステップの中で、ビットコインのスイングトレードに適した最適な暗号資産取引所を紹介します。
ビットコインのスイングトレードで稼ぐ4ステップ
それでは、ビットコインのスイングトレードで利益を上げる4ステップを解説していきます。
ひとステップずつ進めていただければ、30分後にはビットコインのスイングトレードで稼ぐ準備が整うはずです。
勝つために適切なアプリ設定を行う
シグナルに従ってエントリー
資金を何度かに分けて投資する
価格が上昇したタイミングで売却して利益確定する
これらのステップを一つずつ解説していきます。
STEP1. 取引所の口座開設をする
ビットコインをトレードするためには、まずは暗号資産取引所の口座開設が必要です。
暗号資産を安全に取引するためには、金融庁に届け出のある29事業所*から選択することが懸命です。
スイングトレードにおすすめの暗号資産取引所
29事業所の中から、お好みの取引所を選んでいただいても問題ありません。
しかし、取引所の選択を誤ると、高い手数料や使いにくいツールが思わぬ損失に繋がることもあります。
私は金融系WEBライターとして、記事執筆の依頼を受けています。その中で、暗号資産に関する記事執筆の機会も多く、国内外のさまざまな取引所を実際に利用してきました。
この経験を踏まえ、2024年7月現在、スイングトレードに最も適した暗号資産取引所は【GMOコイン】と考えています。
その理由については、以下のページで詳しく解説しています。
要約すると、以下の通りです。
- 国内大手企業
- 国内大手IT企業なので安全安心に取引可能
- 各種手数料が安い
- 入出金手数料が無料で取引手数料も安い
- 高性能な取引ツール
- トレードがスマホで完結
- 取引所形式に対応
- トレーダー向きの取引所形式にも対応
マイナーな通貨を取引したいという特別な要望がない限り、主要な取引を幅広くカバーできる暗号資産取引所です。
そのため初心者の方が最初に開設する口座としても間違いないでしょう。
スイングトレードだけでなく、長期投資目的でも、GMOコインはベストな取引所と個人的には考えています。
取引所の口座開設方法
GMOコインの口座開設方法については、別ページで詳しく説明しています。
口座開設の流れは、以下の通りです。
- 口座開設申し込み
- 審査待ち(約10分)
- 開設完了
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STEP2. トレードアプリの設定する
口座開設申込みが済んだら、審査待ちの間に稼ぐためのアプリ設定を進めましょう。
GMOコインを使えば、ビットコインのスイングトレードはスマホだけで完結します。
GMOコインのアプリ「暗号資産ウォレット」は、高性能なチャート分析と注文が可能だからです。
ここでは、STEP3とSTEP4で必要なアプリの設定を行います。
以下の手順の通りアプリを設定していただければと思います。
①販売所から取引所への切り替え
②インジケーター「移動平均線」「RSI」の表示
③アラート通知の設定
①販売所から取引所への切り替え
暗号資産取引所には2つの注文形式「販売所形式」と「取引所形式」があります。
販売所と取引所については別ページで解説していますが、簡潔に違いを言うと、販売所は購入額の5%の取引手数料がかかります*が、取引所はほとんどかかりません。
※正確にはスプレッド
頻繁に売買を行うスイングトレードでは、手数料の安い「取引所形式」での注文が必須です。
アプリのデフォルト設定では販売所形式になっているので、以下の手順で取引所形式に切り替えます。
画像左:画面右下の赤枠の部分をタップします。
画像右:①取引所を選択し、②BTC(どれか通貨)をタップします。
すると画面右下が「取引所」に切り替わりますので、これで販売所から取引所への切り替えは完了です。
出典:暗号資産ウォレット
次に、チャート分析のためのインジケーターを設定します。
②インジケーター「移動平均線」「RSI」の表示
私の手法では、短期的な売られすぎを検知してエントリーします。
詳しいエントリーポイントについては、STEP3で解説しますので、ここではアプリの設定手順にのみ触れます。
以下の手順で、「移動平均線」と「RSI」をチャート上に表示します。
画像左:「長期」にチェックを入れ、「100」を入力します。これで移動平均線は追加できました。
画像右:ひとつ画面を戻り、「オシレーター」をタップし、「RSI(ワイルダー)」を選択すれば、RSIの追加も完了です。
下記画像のように、チャート上に移動平均線とRSIが表示されていれば、設定は完了です。
出典:暗号資産ウォレット
③アラート通知の設定
最後にビットコインの急落(急騰)を察知するために、アラート通知(スマホのプッシュ通知)を設定します。
ビットコインは急な価格変動が大きいため、大きな価格変動があった際にはチャンスを逃さずに買い(売り)を入れたいからです。
アラート通知は、以下の手順で設定します。
画像左:ホーム画面から「アラート/通知」をタップします。
画像右:価格変動アラートを選択します。
画像左:BTCをタップしてアラートをオンにします。
画像右:急騰急落アラートを選択します。
画像左:BTCをタップしてアラートをオンにします。
画像右:2つのアラートが「通知する」になっていれば設定完了です。(価格変動アラートは販売所、急騰急落アラートは暗号資産FX、となっていますが、あくまで価格の急騰急落を検知する目的のため、気にしなくてOKです。)
口座開設審査が完了し、アプリの設定も完了したら、スイングトレードの準備完了です。
GMOコインの口座開設申請がまだの方は以下公式サイトより手続してみてください。
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STEP3. ビットコインを購入する(エントリー)
ここからは実際にトレードが始まります。
私が行っているスイングトレードを文章で表現すると以下のとおりです。
移動平均線乖離率が大きくなり、RSIが30以下になったところでエントリー。
さらに価格が下がれば、買い付け数量を増やして、買い増していく。
反転したところで一括決済して利益確定。
図で表すと以下のイメージです。
①移動平均線乖離が大きく、RSIが30を超えたところで1回目の買い
②同様のシグナルで2回目の買い
③同様のシグナルで3回目の買い
④同様のシグナルで4回目の買い
画像の通り、最初のエントリーは少額で、エントリーごとに金額を増やすことで、平均取得単価が下がります。
平均取得単価を下げることで、反転したときにすぐに利益圏に価格が届き、上昇が続けば利益が大きくなります。
上記画像の場合は、最終的に4回の買いとなりましたが、相場状況によっては当然4回より少ない回数で反発することもありますし、4回を超えて買い増ししていくこともあります。
値動きの先が読めないからこそ、初めの買いは少なく、下がるたびに丁寧に拾っていきリスク分散。
そうすることで、平均取得単価が底値に近づき、リスクを抑えつつ、反発した時に利益が大きくなります。
相場状況にもよりますが、上記の流れを基本ルールとしてエントリーを行っています。
必ず利益が出るわけではありませんのでご注意ください。
暗号資産およびスイングイングトレードは投機性(ギャンブル性)の高い投資手法であり推奨はしておりません。元本割れするリスクが大きく、STEP4. ビットコインを売却する(イグジット)
エントリーポイントについては、上記で解説した通りです。
では最後に、どこで利益確定(売却)すればよいのかについて、私の考えは以下の通りです。
- RSIが70を超えたら
- 1度目のエントリーポイントまで上昇したら
- 満足のいく利益が出たら
RSIが70を超えたら
RSIは売られ過ぎだけでなく、買われ過ぎ(過熱気味)を判断する指標としても使われています。
一般的にRSIが 70 を超えたら市場が買われ過ぎ圏と判断されます。
一つの利益確定ポイントとしては、RSIが70を超えたところが挙げられます。
1度目のエントリーポイントまで上昇したら
二つ目は、1度目に買った価格(買い①)です。
1度目のエントリーポイントまで上がれば、確実に利益が出ています。
1度目のエントリーポイントまで、価格が上がったところも、ひとつの利益確定ポイントとして考えられます。
満足のいく利益が出たら
最後は、自分が満足できる利益が出た時です。
私の場合、1万円ほどの利益が出たら利益確定を行うことが多いです。
ビットコイン以外にも日本株や米国株を並行してトレードしているため、一銘柄あたりの利益を少なめに抑える戦略を取っているからです。
最後に|ビットコインのスイングトレードは初心者向き
ビットコインのスイングトレードについて、最適な取引所の紹介から具体的なエントリーポイント、利益確定まで解説してきました。
ビットコインのスイングトレードで利益を上げる4ステップは以下の通りです。
ビットコイン(暗号資産)はハイリスクなイメージはありますが、1000円ほどの小額から取引できるなど初心者向けの側面もあります。
また、取引手数料もほぼ無料ですし、24時間取引できるので、スイングトレードにはとても向いている銘柄です。
もし本ページを読まれて、ビットコインのスイングトレードを始めてみたいと感じた方は、まずはSTEP1の口座開設から始めてみてください。30分ほどでビットコインが取引できますよ。
\ スマホで最短10分 /
本記事で提供される株式投資手法に関する情報は、一般的なガイダンスを目的としており、投資結果を保証または約束するものではありません。投資に関する決定は、読者ご自身の責任で行う必要があります。本記事の内容に基づいて行われた取引から生じるいかなる損失や損害についても、記事の著者や運営者は責任を負いません。投資を行う前には、独自のリサーチを行い、必要に応じて専門家の助言を求めることをお勧めします。