この記事では、米国高配当ETF「SCHD」の 最新配当利回りデータ を公開しています。
独自に集計した ドル建て・円建て 両方のデータが確認できるページです。
- 現在と過去平均の配当利回り
- 配当利回りの推移グラフ
- 筆者のSCHD(楽天・SCHD|SBI・SCHD)の買い時目安
過去平均と比較して割安・割高を判断するヒントにしていただければ幸いです。
毎日自動更新データを公開していますので、参考情報の一つとしてご活用ください。
※最新のデータを取得しているため表示に時間がかかる場合がございます
SCHDとは?

SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、アメリカの資産運用会社であるシュワブ社が運用する、配当実績のある米国株を対象に、財務指標と配当成長性を重視して選定された高配当ETFです。
- 5年以上連続配当実績のある銘柄からスクリーニング
- 財務健全性・配当成長力を重視
- セクター比率は、情報技術・金融・ヘルスケアが中心
- 配当金は年4回(3月・6月・9月・12月)
- 経費率は0.06%
配当「利回り」だけでなく、「配当成長」を狙う人に人気のETFです。
日本からSCHDに投資するには?
現在、日本の証券会社では米国ETF「SCHD」を直接購入することはできません。
その代わりに、楽天証券の「楽天・SCHD」、またはSBI証券の「SBI・SCHD」といった、SCHDに連動する投資信託を通じて投資する方法があります。
これらの商品も、本家SCHDの配当方針や構成銘柄に連動する設計になっているため、本記事で紹介している配当利回り推移データや過去平均利回りは、投資判断の参考にしていただけます。
私はSBI・SCHDへの投資の際に、この記事で紹介している本家SCHDの配当利回りやRSIを参考としています。
【最新データ】SCHDの現在の配当利回り
私は現在の配当利回りが過去平均値を上回れば 割安 と判断し、下回っていれば 割高 と判断しています。
ドル建て(USDベース)
円建て(JPYベース)
【推移グラフ】SCHDの配当利回り推移(設定来)
こちらは SCHD が設定された 2011年以降の配当利回りの推移を表したグラフです。
配当利回りを表す青い線が、平均値である黄色い面より上に抜けている部分を、配当利回りから見た割安のタイミング であると判断しています。
【ドル建て】設定来の配当利回り推移
【円建て】設定来の配当利回り推移
このグラフでは直近のデータが見づらいですので、年初来にズームしたものが次のセクションです。
【直近推移】2025年以降の利回り変動チェック
こちらは SCHD の年初来の配当利回りの推移グラフです。
一番右のポイントが直近の取引日時点での最新配当利回りを表しています。
そのため、一番右のポイントが平均値である黄色い面より上に位置していれば、割安のタイミングと判断しています。
2025年以降の利回り推移(ドル建て)
2025年以降の利回り推移(円建て)
SCHDの買い時について
私が SCHD への投資を検討するのは、以下の条件を満たしたときです。
- 現在の配当利回りが、過去平均配当利回りを上回っていて
- RSIが30を下回っているタイミング
❶過去の平均配当利回りを基準に、現在の株価が割安であると判断できれば、株価チャートを確認していきます。
❷株の売られ過ぎを判断できるインジケーター「RSI」を参考により 短期的な割安のタイミング を狙います。
具体的には、以下の赤丸で示したRSIが30を下回るポイントです。

画像を見ても分かるとおり、ある程度割安なタイミングを機械的に判定できます。
RSIの調べ方については別ページで紹介していますので、そちらをご覧ください。
米国株の売買手数料が高すぎ...と感じる方へ
SCHDは今のところ直接購入できる日本のネット証券はありませんが、その他米国ETFを購入・売却するときの取引手数料って高いですよね。
SBI証券や楽天証券では約定代金に対して 0.495% の売買手数料がかかります。
例えば、SPYD を 100株 買ったら 3,000円弱 の手数料です。もちろん売却時にも同じ額が発生します。
私は個別株やETFをよく取引きするので、この売買手数料は以前からの大きなネックでした。
そこで2年ほど前から米国株取引に限って使い始めたのが moomoo証券 です。
SNSなどで宣伝も多い証券会社なので、私自身はじめは敬遠してたのですが、0.132% という格安の手数料に惹かれて利用を始めました。
1株=40ドル / 1ドル=150円
証券会社 | ドル | 円換算 |
---|---|---|
SBI | 19.8ドル | 2,970 円 |
moomoo | 5.28ドル | 792 円 |
新NISA口座では、米国株の取引手数料が無料になる証券会社も増えてきました。
しかし、税制面の影響もあり、せっかくの非課税枠を米国個別株やETFに活用している方は少ないのではないでしょうか。
もし特定口座などの売買手数料のかかる口座で投資するのであれば、手数料を抑えた分だけ勝率は上がるのは当然です。
今なら最大10万円相当の株が貰えるようなので、お試しで使ってみても良いかも知れません。
moomoo証券無料の口座開設はこちらまとめ
SCHDは、安定した配当収入と、将来的な配当成長を狙えるバランス型の高配当ETFです。
現在、日本の証券会社では直接購入できないため、投資する場合は楽天SCHDやSBISCHDといった投資信託を通じての投資が必要になります。
本記事で紹介したSCHD本体の配当利回り推移データは、楽天SCHDやSBISCHDの購入判断の参考にもなりますので、ぜひ活用してみてください。
為替リスクや分配金タイミングなどには注意しつつ、長期的な視点でコツコツ積み立てを続けるのが大切だと考えています。
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本記事で掲載している配当利回りおよび平均利回りデータは、各ETFの運用会社公式サイト、関連情報サイト、ならびにチャートツール等をもとに、
・過去すべての株価データ
・過去すべての配当履歴データ
・当時のドル円レート
を独自に収集・集計し、算出しています。なお、データは自動更新システムを採用しており、常に最新情報に基づいた分析を行っています。
※本記事の内容は、特定の投資行動を推奨するものではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。
本記事は、投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。記事内で使用しているデータは、筆者が独自に収集・集計したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資に関する最終的な判断は、読者ご自身の責任にて行っていただきますようお願いいたします。また、本記事の情報を参考にして発生したいかなる損失・損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。