この記事では、米国高配当ETF「SPYD」の 最新配当利回りデータ を公開しています。
独自に集計した ドル建て・円建て 両方のデータが確認できるページです。
- 現在と過去平均の配当利回り
- 配当利回りの推移グラフ
- 筆者のSPYDの買い時目安
過去平均と比較して割安・割高を判断するヒントにしていただければ幸いです。
毎日自動更新データを公開していますので、参考情報の一つとしてご活用ください。
※最新のデータを取得しているため表示に時間がかかる場合がございます
SPYDとは?

SPYD(SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)は、世界三大運用会社の StateStreet 社が運用する、米国の代表的な株価指数「S&P500」の中から、配当利回りが高い80銘柄に均等投資する高配当ETFです。
- S&P500構成銘柄の中から、高配当80銘柄を均等ウェイトで組み入れ
- セクター分散はあるが、景気敏感株(不動産・エネルギー)が多め
- 配当金は年4回(3月・6月・9月・12月)支払われる
- 経費率は0.07%と非常に低コスト
利回り重視で「配当金をたくさん受け取りたい」人向けのETFですが、景気によって値動きが荒くなることもあるため注意が必要です。
【最新データ】SPYDの現在の配当利回り
私は現在の配当利回りが過去平均値を上回れば 割安 と判断し、下回っていれば 割高 と判断しています。
ドル建て(USDベース)
円建て(JPYベース)
【推移グラフ】SPYDの配当利回り推移(設定来)
こちらは SPYD が設定された 2015年以降の配当利回りの推移を表したグラフです。
配当利回りを表す青い線が、平均値である黄色い面より上に抜けている部分を、配当利回りから見た割安のタイミング であると判断しています。
【ドル建て】設定来の配当利回り推移
【円建て】設定来の配当利回り推移
このグラフでは直近のデータが見づらいですので、年初来にズームしたものが次のセクションです。
【直近推移】2025年以降の利回り変動チェック
こちらは SPYD の年初来の配当利回りの推移グラフです。
一番右のポイントが直近の取引日時点での最新配当利回りを表しています。
そのため、一番右のポイントが平均値である黄色い面より上に位置していれば、割安のタイミングと判断しています。
2025年以降の利回り推移(ドル建て)
2025年以降の利回り推移(円建て)
SPYDの買い時について
私が SPYD への投資を検討するのは、以下の条件を満たしたときです。
- 現在の配当利回りが、過去平均配当利回りを上回っている
- 円建てチャートでRSIが30を下回っている
❶過去の平均配当利回りを基準に、現在の株価が割安であると判断できれば、株価チャートを確認していきます。
❷株の売られ過ぎを判断できるインジケーター「RSI」を参考により 短期的な割安のタイミング を狙います。
具体的には、以下の赤丸で示したRSIが30を下回るポイントです。

画像を見ても分かるとおり、ある程度割安なタイミングを機械的に判定できます。
RSIの調べ方については別ページで紹介していますので、そちらをご覧ください。
米国株の売買手数料が高すぎ...と感じる方へ
米国株の取引手数料って高いですよね。
SBI証券や楽天証券では、約定代金に対して 0.495% の売買手数料がかかります。
例えば、SPYDを100株買ったら 3,000円弱 の手数料です。もちろん売却時にも同じ額が発生します。
私は個別株やETFをよく取引きするので、この売買手数料は以前からの大きなネックでした。
そこで2年ほど前から米国株取引に限って使い始めたのが moomoo証券 です。
SNSなどで宣伝も多い証券会社なので、私自身はじめは敬遠してたのですが、0.132% という格安の手数料に惹かれて利用を始めました。
1株=40ドル / 1ドル=150円
証券会社 | ドル | 円換算 |
---|---|---|
SBI | 19.8ドル | 2,970 円 |
moomoo | 5.28ドル | 792 円 |
新NISA口座では、米国株の取引手数料が無料になる証券会社も増えてきました。
しかし、税制面の影響もあり、せっかくの非課税枠を米国個別株やETFに活用している方は少ないのではないでしょうか。
もし特定口座などの売買手数料のかかる口座で投資するのであれば、手数料を抑えた分だけ勝率は上がるのは当然です。
今なら最大10万円相当の株が貰えるようなので、お試しで使ってみても良いかも知れません。
moomoo証券無料の口座開設はこちらまとめ
SPYDは、高い配当利回りを狙いたい人に向いている、インカム重視型の高配当ETFです。
値動きの荒さには注意が必要ですが、分散投資しながら高利回りを享受できる魅力があります。
最新の配当利回り推移を参考に、焦らず、コツコツ積み立てていきましょう。
この記事は毎日データ更新していますので、当ページは ブックマーク して定期的にご覧ください。
本記事で掲載している配当利回りおよび平均利回りデータは、各ETFの運用会社公式サイト、関連情報サイト、ならびにチャートツール等をもとに、
・過去すべての株価データ
・過去すべての配当履歴データ
・当時のドル円レート
を独自に収集・集計し、算出しています。なお、データは自動更新システムを採用しており、常に最新情報に基づいた分析を行っています。
※本記事の内容は、特定の投資行動を推奨するものではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。
本記事は、投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。記事内で使用しているデータは、筆者が独自に収集・集計したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資に関する最終的な判断は、読者ご自身の責任にて行っていただきますようお願いいたします。また、本記事の情報を参考にして発生したいかなる損失・損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。