【2025年4月権利確定】株価下落中の株主優待銘柄5選!

【2025年4月権利確定】株価下落中の株主優待銘柄5選!

株主優待投資で着実に資産を築きたい方にとって、株価が下がっているタイミングは絶好のチャンスです。

今回は、2025年4月に権利確定となる注目の優待銘柄の中から、株価が下落している5銘柄を厳選してご紹介します。

目次

本記事の選定基準について

まず、銘柄を選ぶにあたり、以下の条件を満たすものをピックアップしています。

  • 100株で優待がもらえる
  • 継続保有の条件なし
  • 使いやすい優待内容
  • 配当金も支給されている

いずれも初心者から中級者まで取り組みやすく、実用性の高い優待ばかりです。

銘柄①:伊藤園(2593)

伊藤園は飲料業界のパイオニア企業です。

  • 株価:3,063円(3月14日時点)
  • 配当利回り:1.44%
  • 優待内容:1,500円相当の自社製品詰め合わせ
  • 優待利回り:0.49%
  • 総合利回り:1.93%

おーいお茶で有名な伊藤園は、世界中に展開する飲料メーカー。長期にわたり安定した配当を維持しており、優待内容も実用的です。チャートでは長期下落トレンド中ですが、分割投資やRSI活用でリスクを抑えた購入も検討できます。

伊藤園のチャート

株価チャートをチェック

伊藤園の配当利回り推移

以下は過去13年の配当金推移です。減配も無く安定した配当を行っています。

配当利回りから株価の割安性を見てみましょう。

以下は伊藤園の過去3年間の配当利回りの推移です。

見てお分かりの通り、現在の配当利回りは過去平均値と比較して、現在は最高水準にまで利回りが高くなってきています。

配当利回りを一つの基準とすれば、現在の株価は割安と判断できるでしょう。

出典:マネックス証券 銘柄スカウター

上記のチャートの調べ方は別ページで紹介していますので、ご興味ございましたら下記記事をご覧ください。

銘柄②:くら寿司(2695)

くら寿司は全国展開の回転寿司チェーンです。優待制度の廃止、再導入で注目されていますね。

  • 株価:3,085円
  • 配当利回り:0.65%
  • 優待内容:2,500円相当の食事券
  • 優待利回り:0.81%
  • 総合利回り:1.46%

無添加にこだわるくら寿司は、2024年に優待廃止を発表後、すぐに再導入を決定。株価も上下に動いたものの、現在は落ち着いています。優待が安定して続けば、投資しやすいタイミングと言えるでしょう。

株価チャートをチェック

銘柄③:梅の花(7604)

梅の花は懐石料理「梅の花」を主力に展開する飲食チェーンです。

  • 株価:857円
  • 配当利回り:1.17%
  • 優待内容:飲食代金が最大20%オフになる割引券
  • 総合利回り(参考):実質的に高利回り

湯葉や豆腐料理で有名な梅の花。優待は金額ではなく「割引率型」で、利用頻度が高いほど利回りが上がる仕組みです。業績はやや不安定ですが、1,000円以下で購入できるのは大きなメリットです。

株価チャートをチェック

銘柄④:正栄食品工業(8079)

正栄食品工業は、1904年創業の食品専門商社です。
お菓子の原料のプロとして、国内外の食品メーカーへ安定供給を続け、業界を支えています。

  • 株価:4,065円
  • 配当利回り:1.48%
  • 優待内容:年2回の自社製品(食品詰め合わせ)
  • 優待利回り:約3.44%
  • 総合利回り:4.92%

ドライフルーツやナッツを中心とした食品商社。優待の実用性が非常に高く、ネット上でも大好評。過去のRSIを活用したエントリーポイントでは高い精度を誇っています。優待&配当目的だけでなく、テクニカル売買にも向いている銘柄です。

株価チャートをチェック

銘柄⑤:アインホールディングス(9627)

アインホールディングスは1969年に設立された企業で、本社は北海道札幌市にあります。

主に調剤薬局の「アイン薬局」やコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を全国に展開。

調剤薬局業界では、国内トップクラスの規模を誇る企業です。

  • 株価:4,954円
  • 配当利回り:1.61%
  • 優待内容:2,000円分の商品券(使いやすさ向上)
  • 優待利回り:0.40%
  • 総合利回り:2.01%

アイン薬局やアインズ&トルペを展開する調剤業界の大手。優待は2025年からカード式に変更され、オンラインストアやフランフランでも利用可能に。チャート的にはレンジ相場の中にあり、底値圏ならエントリーの好機です。

株価チャートをチェック

株価が下落している今がチャンスかも?

今回紹介した5銘柄は、いずれも2025年4月に株主優待の権利が確定する銘柄です。どれも「株価下落+優待+配当」という3点セットが揃った、狙い目の銘柄といえるでしょう。

ただし、投資は自己責任であり、優待の改悪や廃止のリスクも常に存在します。企業公式サイトやIR情報を必ずご確認の上、ご自身で判断してください。

目次