私は長期投資をしながら、月に数万円稼ぐ短期トレードも行っています。
この記事では、
- 移動平均線の基本的な使い方
- 実際に私がどのように移動平均線を利用しているか
について紹介します。
具体的なエントリーポイントとチャートの設定が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
あやせ
投資家 兼 サラリーマン
投資歴12年(2024年1月現在)
米国債券/米国ETF/米国個別株/日本個別株/国内ETF/投資信託/暗号資産FX
IDECO/ジュニアNISA/新NISA満額投資
短期トレードで月5万円ほど稼ぐ
移動平均線とは
移動平均線は最も基本的なテクニカル分析のインジケーターです。
一定期間の株価の平均値を線で表し、市場の全体的な動きやトレンドを可視化します。
簡単に言えば、株価を「なめらかな」1本の線として表して、株価のトレンドを読み取るのに役立ちます。
例えば、株価が移動平均線を上回れば、市場は上昇トレンドにあると考えられ、その逆なら下降トレンドを示唆します。
また、短期と長期の移動平均線が交差する点は、市場の転換点を示すシグナルとして使われます。
移動平均線の目的
一般的に移動平均線を表示させるのは次の目的があります。
- トレンドを判断する
- 支持線と抵抗線を可視化する
移動平均線が上向いていれば上昇トレンド、下に向いていれば下降トレンドと判断できます。
株価が移動平均線を上回るとサポートライン(株価が移動平均線まで下がると反発して上昇するライン)として、下回るとレジスタンスライン(株価が移動平均まで上がると上値が抑えられ下落に転じるライン)として機能します。
移動平均線を使った一般的な売買手法
一般的な移動平均線を使ったトレード手法は以下の通りです。
- 移動平均線を上回ったら買い
- 短期移動平均線が長期移動平均線を上回ったら買い
移動平均線は株価のトレンドを示すインジケーターです。
株価が移動平均線を上回ったら、トレンドの転換と判断して買いシグナルとなります。
また、短期移動平均線が長期移動平均線を上回ることをゴールデンクロスと呼ばれます。
ゴールデンクロスは強力なトレンド転換のシグナルとして有名です。
私の手法
ここまで一般的な移動平均線の概要と活用方法について紹介しましたが、私の手法での活用法は異なります。
私の場合は、株価と移動平均線の乖離率を利用して、短期的な売られ過ぎシグナルとして売買に使います。
株価には移動平均線から一旦は離れても、また移動平均線の方向へ戻っていく特性(平均回帰の性質)があります。
それを利用して、株価が移動平均線から遠く離れたところでエントリーしています。
エントリーポイント
私のエントリーポイントとしては以下のとおりです。
- 前日から窓を開けて大きく下げた
- 移動平均線から乖離が大きい
以下の画像の黄色い丸で示したような箇所です。
青い移動平均線から遠く離れていて、かつ前日よりも大きく下がっているところがエントリーポイントとなります。
TradingView の設定
TradingView の設定は以下の画像のとおりです。
ローソク足:1時間足
インジケーター:
- SMA(単純移動平均線)
- 期間:100分移動平均
まとめ
移動平均線の概要と、私自身の活用法について紹介しました。
正直なところ、明確なエントリーポイントを定めているわけではないです。
感覚的に、ある意味テキトーに割安なタイミングでエントリーします。
一度に資金を全て投入するわけではなく、分割して投資手法を取っているためです。
1度目のエントリー後に上がらなければ、さらに下がったところで追加エントリーします。(平均取得単価を下げます。)
本業のお昼休みや、夜の間にチャートを確認して、
- 前日より大きく下がってるな
- 移動平均線と乖離率が高いな(移動平均線から株価が大きく離れたな)
- 売られ過ぎで反発しそうだし10株だけ買ってみるか
このような感じでゆるくトレードしています。
もしこの記事が少しでも参考になれば幸いです。
私の投資手法の概要と、チャートツールについては下記よりご覧ください。