当ブログのコンセプトは「株で生活を豊かに」
筆者の目標は「株で生活すること」です
このテーマに沿った企画の一つとして、2025年1月より
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)での4%ルール取り崩しの実証実験
を開始しました。
このページは、オルカン4%ルール検証の4か月目のレポート記事となります。
👇YouTubeでも同じ内容を動画でアップしています
目次
はじめに:企画のおさらい
企画の概要は以下のとおりです:
- 投資元本:100万円
- ポートフォリオ:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)100%
- 口座:特定口座(楽天証券)
- 売却方式:定率取り崩し
- 取り崩し率:毎月0.3%(年率3.6%)
- 取り崩し日:毎月1日
- 投資開始日:2025年1月
- 取崩開始日:2025年2月
毎月の取り崩し結果を記録し、元本の変化・取り崩し金額・評価額を追跡しています。
【メイン企画】オルカン4%ルール 検証4ヵ月目の結果
今月(2025年4月)の取り崩し額は 2,922円 でした。評価額が元本を割ったため、売却益は発生せず、税金も 0円 です。

- 取り崩し後の評価額:965,312円
- 元本との差額:-34,688円
今回が検証開始以来、初めての元本割れでの取り崩しとなりました。
定率取り崩しのメリットを実感
当企画では毎月”定額”ではなく、”定率”での取り崩しを採用しています。 評価額が下がれば取り崩し額も減少するため、 資産寿命を延ばす上では合理的な方式だと再認識しています。
オルカン暴落?評価額は-17%
2025年4月半ば、トランプ大統領の関税政策による世界的な株安が進行しています。
- ダウ平均は高値から 16%以上の下落
- 円高進行により、円ベースでは20%以上の下落
- オルカン(ETF版)は一時 -21% を記録
この影響により、当企画のオルカン投信評価額も 約82万円 にまで下落し、 元本100万円を大きく割り込む事態となりました。
とはいえ、暴落直後から取り崩しが始まったという今回の状況は、 4%ルールの有効性を検証する上で、むしろ貴重なデータとなります。
S&P500やオルカンで長期投資をしている方にとって、 数十年後の取り崩し期のリアルな疑似体験となれば幸いです。
【まとめ】取り崩し4ヵ月目の振り返り
- オルカン4%ルール取り崩し額:2,922円(税金0円)
- 評価額:965,312円(元本100万円 → -17万円)
- 世界的株安の影響を大きく受け、元本割れ状態へ
引き続き、取り崩し状況を毎月レポートしていきますので、 今後の資産推移にご興味がある方は、ぜひご覧ください。