当ブログのコンセプトは「株で生活を豊かに」
筆者の目標は「株で生活すること」です
このテーマに沿った企画の一つとして、2025年1月より
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)での4%ルール取り崩しの実証実験
を開始しました。
このページは、オルカン4%ルール検証の5か月目のレポート記事となります。
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目次
実証企画の概要(おさらい)
- 投資元本:100万円(2025年1月に一括投資)
- 投資商品:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- 口座:楽天証券(特定口座)
- 取り崩し方式:毎月0.3%ずつ定率売却(年率換算で約3.6%)
- 取り崩し日:毎月1日
この条件のもと、オルカンで「4%ルール」が現実に通用するのか、毎月実績を記録している実証企画です。
今月の取り崩し結果(5ヵ月目)

- 取り崩し額:2,632円
- 売却益にかかる税金:0円(評価額が元本を下回っているため)
- 取り崩し後の評価額:874,971円
依然として、元本100万円を下回る状況が続いており、評価額ベースでは元本割れが続いています。
背景にある市況の変動
- 4月相場はトランプ大統領の関税政策で波乱
- 為替は4.6%の円高が進行 → 外貨建て資産(オルカン)の評価額が下落
- マキシス全世界株式ETFのチャートでも株価急落が確認される
なお、実際の取り崩し日は4月24日で、多少株価が戻った後でしたが、それでも過去最低の取り崩し額となりました。
今後は円高の一服とともに、評価額の回復が見込まれる可能性もあります。
【注目】50年後のシミュレーション結果
楽天証券の取り崩しシミュレーション機能を使って、以下の条件で試算しました:
- 初期資産:90万円(現在の評価額)
- 運用利回り:年率7%(全世界株式の長期期待リターン)
- 取り崩し:毎月0.3%
その結果…

- 2075年(50年後)の資産額は 約440万円!
- 取り崩し額は月13,000円にまで増加
つまり、取り崩しながらも資産は増えていくという結果になりました。
もちろんこれはあくまで理論値に基づくシミュレーションであり、将来の市場は上下動を繰り返しますが、 長期投資の参考材料にはなり得ると考えています。
最後に:今後の展望と注意点
- 現在は円高・株安の影響で元本割れ状態が続いていますが、
- 市場が回復すれば、再び資産額は100万円を超える見込みです。
- 取り崩し実験は今後も継続しますので、気になる方はぜひシリーズを追ってみてください。
なお、実際の投資判断は自己責任で行ってください。配信内容は運営者の個人的な実践記録に過ぎません。