2025年1月からスタートした「オルカン4%ルール」の定率取り崩し実験。
ついに開始から半年目を迎えました。
この記事では、6ヵ月目となる2025年6月の取り崩し結果と評価額の推移を中心に、取り崩し中でも資産が増える可能性がある「シミュレーション結果」もあわせて解説します。
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取り崩し6ヵ月目の実績まとめ

項目 | 金額(2025年6月) |
---|---|
取り崩し額 | 2,826円 |
評価額 | 939,040円 |
前月比 | +64,069円の回復 |
税金 | 0円(非課税) |
今月は、為替の安定と株価の反発が重なったことで、オルカンの評価額が前月の87万4,971円から一気に93万9,040円へと回復しました。
評価損益は -60,960円 まで縮小。
一時はマイナス12万円を超えていましたが、ようやく元本100万円が見えてきました。
株価と為替の動き
👇オルカン(マキシス全世界株式ETF)のチャートでは、2025年5月末の約定日までの1ヵ月間で8%以上の上昇が見られました。

👇ドル円相場も一時140円台まで円高が進んだあと、現在は143円前後で安定。

為替と株価の両面から、評価額が押し上げられた形です。
シミュレーション通りにはいかない「現実の値動き」
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過去6ヵ月間の前月比変動を振り返ると、
- -9%の急落もあれば
- +7%以上の回復もある
と、値動きは非常に不安定。
「株価は右肩上がり」という理想的な前提ではなく、現実はブレ幅の大きい道のりだということが改めて分かります。
とはいえ、このような荒波を経験しておくことで、将来の暴落時にも積み立て継続やホールドの判断材料になるかもしれません。
取り崩しているのに、資産が増える未来?
以下は楽天証券の定期売却シミュレーションの結果です。

現在の評価額:約93万円。
ここから「毎月0.3%(年3.6%)」ずつ取り崩すとどうなるのか?
楽天証券のシミュレーションによれば、
- 運用利回り:年7%
- 取り崩し期間:50年
という条件下で、最終的な資産額は約466万円になる見込みです。
これは、取り崩しながらも元本の4倍以上に増える計算です。
まとめ|回復は一時か、それとも…
- 評価額は約6.4万円の回復
- 取り崩し額は2,826円
- 評価損益はマイナス6万円台に縮小
今月はようやく「回復局面」に入ったように見えます。
来月には元本100万円を回復する可能性も出てきました。
今後もこの取り崩し実験を通して、資産の減り方・増え方のリアルをレポートしていきます。
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