2018年から5年ほど利用中
株式投資初心者にとってのネット証券口座選びは、SBI証券が最適解になるでしょう。
これといったデメリットが無く、SBI証券の口座さえ持っていれば、あらゆる株式投資が可能だからです。
とはいえ、口座を開設する前にSBI証券について最低限知っておきたいといった人もいるかと思います。
この記事では、
- SBI証券は安全性は?
- SBI証券のメリット・デメリット
- SBI証券の口座開設方法
- SBI証券でのS株(単元未満株)の買い方
を解説しますので、気になる方は参考にしてみてください。
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SBI証券とは
SBI証券とは、SBIホールディングス傘下のネット証券会社です。
- SBI証券の運営会社概要
- SBI証券の取り扱い商品
- SBI証券の安全性
について解説します。
SBI証券の運営会社概要
SBI証券の会社概要については以下のとおりです。
運営会社 | 株式会社SBI証券 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 |
資本金 | 483億2,313万円 |
設立 | 1944年3月30日 |
設立から78年の歴史ある証券会社です。
SBI証券の取扱商品
SBI証券では、株式や外貨、コモディティなどあらゆる金融商品を取り扱っています。
当サイトでおすすめしている「スイングトレード」「高配当株投資」「インデックス投資」という、株式投資王道の方法で資産形成をしていきたい人が困ることはないでしょう。
取扱商品は以下の通りです。
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 債券
- FX
- SBIラップ(自動資産運用サービス)
- 先物・オプション
- CFD
- 金・銀・プラチナ 保険
iDeCo(個人型確定拠出年金)、NISA/つみたてNISA/ジュニアNISAにも対応しています。
SBI証券の安全性
SBI証券は、ほぼ全ての取引がインターネットを介して行われますので、少なからず不安を持っている人もいるかもしれません。
ですが、現代で合理的に資産形成をしていく上でネット証券の利用は必須となります。
安心してSBI証券を利用していくために、SBI証券の安全性について以下の観点を確認しておきましょう。
- セキュリティ対策
- 資産保護
セキュリティ対策
SBI証券では、8つのセキュリティ対策が施されています。
- デバイス認証
- FIDO(スマホ認証)
- EV SSL証明書の採用
- 暗号化通信(TLS)を利用したデータの保護
- サーバーやシステムの管理体制
- 二重のパスワードで安全性を追求
- 情報セキュリティの管理体制
- 自動ログアウト機能
各対策の詳しい内容を知りたい方は、SBI証券の公式サイトをご覧頂ければと思います。
様々なセキュリティ対策が施されていますが、実際に利用していて利便性に難を感じたことや、セキュリティの脆弱性を感じたことは今までに一度もありません。
ただ、利用するうえでユーザー側の意識も必要です。
定期的なパスワードの変更や端末OSのアップデートなど、ユーザー側でできることはしっかりと対応しておきましょう。
資産保護
金融機関を利用する上で、もう一つ気になるのは資産保護の観点です。
万が一、SBI証券株式会社が破綻した場合、私たちが口座へ預けている資産はどうなるのでしょうか?
結論としては、資産の1,000万円まで保護されるので安心です。
全ての証券会社は、証券会社自身の財産と顧客の財産を分けて管理することが法律で義務付けられています(分別管理義務)。
そのため、万が一SBI証券が破綻したとしても、有価証券やお金はユーザーに全額返還されます。
では、SBI証券が分別管理義務を怠っていた場合はどうなるのでしょうか?
投資者保護基金という投資家の資産を守る制度もあり、SBI証券も日本投資者保護基金に加入しています。
SBI証券が分別管理義務を怠っていた場合には、投資者保護基金によって資産の1,000万円までは返還されます。
- SBI証券が分別管理を徹底していれば、全額返還される
- SBI証券が分別管理を怠っていれば、1,000万円まで返還される
1,000万円まで、と聞くと不安になりますが、SBI証券は
当社が破綻したとしても、お客さまからお預りしているお客さまのご資産(有価証券やお金)は、分別管理しておりますので、確実にお客さまに返還されます。
SBI証券公式サイト「顧客資産の返還」 より引用
と明言していますので、高い確率で資産は全額返還されると考えてよいでしょう。
SBI証券のメリット
実際にSBI証券を利用してみて感じたメリットを紹介します。
- 手数料が安い
- 1株から投資できる
- クレカ積立でポイントが貰える
- 米国株式・ETF定期買付ができる
- 為替手数料が安い
- SBIネット銀行との連携で入金が不要
ひとつずつ解説していきます。
手数料が安い
基本的にどの証券会社も口座開設は無料ですが、株式を取引する際の手数料はかかります。
SBI証券は、ネット証券最安クラスの手数料になっています。
SBI証券の国内株取引には2つの手数料プランが用意されています。
下記はアクティブプランの手数料比較表です。
日本株であれば一日の取引金額が100万円以内であれば、何度取引しても手数料は無料です。
SBI証券は他ネット証券と比較しても、手数料は最安で取引可能です。
1株から投資できる
通常日本株の取引は100株(単元株)から出ないと取引できません。
しかし、SBI証券の「S株」サービスを利用すれば、1株(単元未満株)から取引可能です。
S株には以下の特徴があります。
- 配当金を受け取れる
- 買い付け手数料が無料
- 売却手数料は約定金額の0.55%(税込)
- 最低手数料50円(税込:55円)~
- 100株になったら単元株扱いになり、売却手数料もアクティブ/スタンダードプランが適用される
クレジットカード積み立てでポイントが貰える
SBI証券では、クレジットカードで投資信託の買い付け可能で、加えてポイントも貰えます。
三井住友カードで投資信託を購入することで、購入額の0.50~5.00%のVポイントを獲得できます。
例えば、「三井住友カード プラチナプリファード」で毎月上限の「50,000円」買い付けた場合を考えてみましょう。
プラチナプリファードによる投資信託積み立て還元率は、投資金額×5%です。
50,000円 ✖️ 5%で、毎月2,500ポイント獲得、1年で30,000ポイントです。
プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込み)です。
つまり、実質年間3,000円実質でプラチナカードを持てる計算になります。
入会キャンペーンを利用すれば、数万ポイントもらえる場合もあるので、数年間は実質無料でプラチナカードを持てるでしょう。
還元率は下がりますが、プラチナプリファードでなくとも積み立て投資でポイントが貰えます。
ちなみに、SBI証券と並んで人気の楽天証券でも、クレジットカードで投資信託の積み立て購入が可能です。
つみたてNISA満額で投資する場合に「楽天証券」「SBI証券」どちらがお得なのか気になる人は下記記事をご覧ください。
米国株式・ETF定期買付ができる
SBI証券には米国株式・ETFの定期買付サービスがあります。
定期買い付けサービスを利用することで、金額、曜日、日付などを指定して自動で1株から積み立て投資が可能です。
個別銘柄の定期買い付けはあまりおすすめできませんが、長期右肩上がり前提の米国ETFなどを、定期的に自動買い付けしたい人におすすめのサービスです。
米国株式・ETFの定期買付サービスについてはSBI公式動画が分かりやすいので、気になる人は参考にしてみてください。
証券口座への入金が不要(住信SBIネット銀行との連携必須)
住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」の仕組みを利用することで、SBI証券口座への入金が不要です。
住信SBIネット銀行は、SBI証券と同じSBIホールディング参加の会社が運営するネット銀行です。
通常株式を購入する場合、証券口座へ資金を事前に入金しておく必要があります。
しかし、住信SBIネット銀行のハイブリット預金を利用することで、住信SBIネット銀行とSBI証券口座が連携されます。
ですので、SBIネット銀行のハイブリッド預金に振替しておけば、証券口座でそのまま取引に利用できるため非常に便利です。
為替手数料が安い(住信SBIネット銀行との連携必須)
SBI証券では為替手数料が3銭~25銭と低コストです。
SBI証券で米国ETFなどドルベースの商品を購入する方法は以下の3通りがあり、それぞれ為替コストが異なります。
- 為替手数料・・・円からドルへ、ドルから円へ替える際のコスト
- SBI証券で円で直接買う ⇒ 為替手数料は1ドルあたり25銭
- 住信SBIネット銀行で外貨預金を行い、SBI証券へ外貨入金してドルで買う ⇒ 6銭
- 住信SBIネット銀行で外貨積立を行い、SBI証券へ外貨入金してドルで買う ⇒ 3銭
SBI証券での米国ETFの買い方については、下記動画でも詳しく解説しています。
SBI証券のデメリット
私はSBI証券を利用していてデメリットを感じた事はありませんが、ネット上でよく言われているのは以下の通りです。
- 米国株と日本株でアプリが分かれている
- 直接投資について相談できない
- 公式サイトが初心者には使いづらい
- デモ取引用の口座がない
日本株の取引や、投資信託・ETFの購入など、メジャーな株式投資をするだけであればどれもデメリットにはならないでしょう。
SBI証券の口座開設方法
口座の解説手順については、SBI証券公式サイトが分かりやすいので参考にしてみてください。
SBI証券での日本株の買い方(単元未満株)
SBI証券でのS株(単元未満株)の取引方法については、下記記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
追伸 |ネット証券の最適解がSBI証券
株式投資初心者が始めに悩んでしまう証券会社選びですが、SBI証券を選んでおけばまず間違いはないでしょう。
- 取引手数料の安さ
- 取扱商品の多さ
- セキュリティの高さ
など個人的にはデメリットを何も感じないほどに、すべてを兼ねそろえたネット証券だからです。
高配当株投資やインデックス投資など、メジャーに株式投資にチャレンジしてみたい人にとっては不足は無い、安心して利用できる証券会社です。
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