単元未満株とは、単元株(100株)に満たない1株や99株などの保有株のことです。
SBI証券では単元未満株のことをS株と呼んでいますね。
このページでは、以下の内容について実際の取引画面を使いながら解説します。
- 単元未満株(S株)が単元株(100株)に到達したら?
- 単元株(100株)を超えたら?(101株になったら?)
単元未満株(S株)が単元株(100株)に到達したら?
まず、単元未満株をコツコツ買い増して、単元株、すなわち保有株が100株に到達したらどうなるか見ていきましょう。
結論から言うと、受け付けられる注文は単元株のみとなり、1株や10株などの単元未満株での取引ができなくなります。
以下の画像は、ある銘柄を100株保有している時の単元株注文画面です。
単元株注文画面では、注文可能数が100株となっています。
これを単元未満株注文の画面に切り替えると、以下の画像のとおり、注文可能数が0株となり単元未満株での取引ができなくなります。
つまり、単元未満株をコツコツ買い増しして、保有株数が100株に到達すると、単元株100株からでしか取引ができなくなります。
つまり、単元未満株が100株となったら、1株だけ売る、という事は出来なくなります。
単元株(100株)を超えたら?(101株になったら?)
つぎに、単元株(100株)を超えて、例えば保有株数が101株になったらどうなるか見ていきます。
結論から言うと、100株単位での単元株取引、もしくは1株の単元未満株取引が可能となります。
以下は、とある銘柄を101株保有している場合の単元株注文画面です。
注文可能数は101株となっていますが、この画面で取引できるのは100株単位となるため、100株の注文しかできません。
以下の画像は、単元未満株注文画面です。
画像の通り、保有単元株の端数、つまり保有株のうち1株のみ取引できます。
単元株100株を超えて、101株保有している場合、100株の単元株注文、もしくは1株の単元未満株注文が可能です。
保有している101株のうち、2株だけ売る、50株だけ売る、などを単元未満株注文することはできません。
まとめ|SBI証券で単元未満株が100株に達したら?
SBI証券で単元未満株(S株)が100株、つまり単元株に到達したらどうなるかについて解説しました。
単元未満株が100株に到達した場合、単元株取引、つまり100株でしか注文に出すことしかできません。(100株のうち、1株だけ注文に出すことはできません)
また、101株など単元株を超えて単元未満株が発生した場合、そのうちの100株での単元株注文、もしくは1株の単元未満株での注文になります。(101株のうち、50株だけ注文に出すなどはできません)
上記の仕組みを抑えつつ、単元未満株を上手に活用して高配当株投資やスイングトレードに生かしてみてください。
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