プロフィール
あやせ
投資家&サラリーマン
投資歴12年(2024年4月現在)
月5万円ほど稼ぐ
スイングトレードで新NISA満額投資
IDECO/ジュニアNISA/米国債券/米国ETF/米国個別株/日本個別株/国内ETF/投資信託/暗号資産/FX
はじめに
当サイトをご覧いただきありがとうございます。
私は投資歴12年の30代サラリーマンです。
主な投資は新NISAでの長期インデックス投資、短期目線でのスイングトレード。
短期のスイングトレードでは、サラリーマンとして働きながら月に5万円ほどの利益を得ています。
月に運用する資金は100〜200万円ほどですので、だいたい月利5〜10%の計算となります。
※明細は偽造できるため証拠にはなりませんが、参考程度に掲載いたします
トレードで稼いだお金は家族旅行や個人的な娯楽、妻へのお小遣いなどに使っています。
相場状況によっては月のトレード収入は0円(利益確定無し)という事もありますが、多い時には10万円くらいの臨時収入がある状態です。
投資に関するたくさんの書籍を読んだり、セミナーに通ったりと試行錯誤を繰り返す日々を送り、いつの間にか投資歴は10年を超えました。
このページでは、私がどのようにスイングトレードで月数万円を稼いでいるのか、その手法の基本的な大枠を紹介したいと思います。
スイングトレードの対象は、株式(日本株・米国株)をメインとして、暗号資産(ビットコイン)も手がけています。
資産別に特化したスイングトレード手法については、以下別ページで解説していますので、そちらをご覧ください。
どれも初心者の方向けに、スマホで完結し、数千円の少額から始められるよう解説しています。
私は株価分析が好きなのですが、本業がありますので日中はほとんど相場を確認できません。
前日の夜や当日の朝にチャートを確認して、*寄成で注文を入れておくような、比較的ゆったりとしたトレードをしています。
※寄成(よりなり):取引開始時(寄り付き)の価格で株を売買する注文方法
モニターに張り付いて常に株価をチェックする必要がない手法なので、日中はお仕事のサラリーマンの方、子育てや家事に忙しい主婦(夫)の方には、ひとつの参考になるかと思います。
短期トレードに興味のある方は、ぜひ最後までご覧頂ければ幸いです。
- 日中相場を見られないサラリーマンや主婦(夫)の方
- 100万円ほどの余裕資金がある方
- 月5万円程度のお小遣いを稼ぎたい方
※余裕資金が小額な方でもトレード手法は参考になるかと思います
- 現物のみで信用取引はしない
- チャートだけを見てトレードする
- 損切しない手法
必ず利益が出るわけではありません。一般的に将来の資産形成が目的の場合、優良な投資信託やETF、個別銘柄への長期的な投資が推奨されています。その点ご留意していただいたうえでご覧ください。
スイングトレードは投機性(ギャンブル性)の高い投資手法です。元本割れするリスクが大きく、私のスイングトレード手法
はじめに結論です。
私が行っているスイングトレードの大枠は次のとおり。
- 永久保有したい銘柄を
- 割安のタイミングで
- 少額分割投資する
まず、トレードに扱う銘柄は①永久保有したい銘柄に限られます。永久保有したい株をトレードする、というのは矛盾があると感じられるかもしれませんが、これは私にとっては不可欠な要素です。
次に、いつエントリーするかについては、②株価が割安になったタイミングです。とても抽象的な表現ですが、チャートを使って独自のマイルールに則り、割安(と思われる)タイミングでエントリーします。
最後に、どのようにエントリーするかですが、③資金を少額に分けて分割買いします。株を買うタイミングを複数回に分けることで、一括で買うよりもリスクを抑えるようにしています。
トレードには市場のトレンドに乗る順張りと、トレンドに逆らう逆張りがありますが、私の手法は逆張りメインです。
①でファンダメンタル分析済みなので、あとは決まった銘柄をチャートだけをみて、現物のみでスイングトレードしています。
それぞれ詳しく解説させていただきますね。
①永久保有したい銘柄
私がトレードで扱う銘柄は、自分が永久に保有したいと思える銘柄に限られます。
永久保有したい銘柄とは?
私が永久保有したい銘柄として扱っているのは、具体的に以下のとおりです。
- バフェット銘柄
- 米国ETF
- 日本優良高配当株
- 国内ETF
- 暗号資産
バフェット銘柄(米国個別株)
「投資の神様」「世界一の投資家」と言われるウォーレン・バフェット氏が運営する投資会社バークシャー・ハサウェイ社のポートフォリオも参考にします。
バフェット氏は「いくつかの原則に基づき慎重に選ばれた銘柄」を「割安のタイミング」で掴み「長期間保有」する投資戦略で利益を上げてきました。
ポートフォリオには、バークシャー・ハサウェイ社の優れた経営陣が莫大な時間を使って選出した銘柄たちが並んでいます。
バフェットと比べると超がつくド素人の個人投資家が、自分の判断で銘柄を選定するよりも、同社のポートフォリオを参考にした方がよほど安全でしょう。
私がスイングトレードの対象とする個別米国株は、バフェット銘柄に限定して監視し、割安なタイミングで投資する、という手法をとっています。
米国ETF
主要な米国ETFは長期的には右肩上がりということが過去実績ベースでは明らかです。
一時的には下落してもいずれ上昇するという米国ETFは、逆張りでの買い下がりトレードに安心感を与えます。
極論ですが、どのタイミングで買っても分配金を受け取りながら待っていれば、いずれ利益が出る銘柄群と考えています。
米国株スイングトレードの始め方や利益の出し方は全手順は以下ページで詳しく解説しています。
日本優良高配当株
独自で業績分析を行い、日本の優良高配当銘柄 約80銘柄 をリスト化しています。
財務健全かつ配当を多く出している銘柄は人気が高く、株価が下がっても早期に株価が回復する傾向にあります。
累進配当政策(配当金を減配をせずに増配し続ける事)を掲げている企業も含まれ、生涯にわたって保有したいと思える銘柄群です。
スイングトレードだけでなく、オリジナルの「株で生活ファンド」として高配当株投資の対象銘柄としても長期保有で定期的な配当を受け取っています。
日本の高配当株の買いタイミングは以下ページで詳しく解説しています。
国内ETF
国内ETFは、一部の銘柄に限ってスイングトレード対象としています。
ETFは個別銘柄特有のリスク(倒産や不祥事など)が無く、複数の銘柄に分散投資できます。
そのため、個別銘柄と比較してリスクは低くなります。
出来高の多いETFは値動きも緩やかですし、個別株と同じように(リアルタイムかつ売買手数料もかからず)トレードできるので扱いやすい商品です。
また国内ETFは1株から取引き可能な銘柄も多いので、少額からスイングトレードを始めてみたいという初心者の方にも適しているかと思います。
私がスイングトレードの対象として扱っているETFは別ページで紹介しています。
暗号資産(ビットコイン)
株式とは異なりますが、仮想通貨(暗号資産)も扱います。暗号資産といってもビットコイン限定です。
私自身、WEBライターとしても活動しており、主に暗号資産の記事執筆を請け負っています。その経験から、ビットコインだけは暗号資産の中でも長期保有に値する資産として考えています。
どのようにビットコインで利益を上げているのかについては、別ページで詳しく解説しています。
なぜ永久保有したい銘柄を扱うのか
一般的に、株式投資の成功する確率は10%前後と言われています。
なぜ多くの投資家は、株式トレードで損失が出てしまうのでしょうか。
理由はシンプルで、買った時の株価よりも、低い株価で売却してしまうからです。
ではなぜ低い株価で手放してしまうのでしょうか。
下がる株価をみて、買ったときの根拠を忘れた(または曖昧だった)ために、不安に耐え切れなくなってしまうからです。
であれば、株価が多少下がったとしても不安にならない銘柄を保有すればいいのです。
例えば、安定した配当金を出している銘柄であれば、株価が下がっても配当金は得られるので、保有継続のための精神安定剤となります。全世界指数に連動したETFであるVT(米国ETF)や1559(国内ETF)などであれば、それこそ永久保有に適した銘柄です。
エントリー後に株価が下落しても、平常心を保ちながらトレードするために、永久に保有したいと思えるくらい信頼している銘柄を選ぶこと。
人の意見を鵜呑みにせず、自分が自信をもって保有できる銘柄を選ぶのです。
それが、私にとっては前述した銘柄群となります。
持たれそうな疑問
永久保有したい銘柄について解説しましたが、読者の方が疑問に思われそうな点について、補足しておきたいと思います。
Q. 株価がなかなか戻らなかったらどうする?
変わらず保有を継続します。
言い換えると、私のスイングトレードは損切しない手法です。
FXや仮想通貨とは違い、銘柄選定を間違えければ、株式は基本的に上方向に動くと考えているからです。
それでも、万が一はあるでしょう。
投資した株が紙切れになってしまったとしても、投資は自己責任ですので、しょうがないと割り切っています。
私の場合、トレードは月数万円稼げる趣味程度の(一種の賭け事のような)位置づけとしているので、投資するのは常に無くなっても良い金額です。
月利が大体5%ほどですので、元手600万円を使ってスイングトレードから月30万円(生活費)ほどを得ることも視野に入れてはいますが、今のところは投資金額も少なめにして、月に数万円程度の少額の稼ぎにとどめています。
それでも家族を喜ばせるには十分な金額だと楽しみながらトレードしています。
Q. 下がっても保有し続けるのは*塩漬けとなって悪手では?
※塩漬け:損失が出ている株式が回復することを期待して、売却せずに長期間保有し続けること
株価が下がったら買い増す、戻ってくるまで放っておく手法なので、ある意味で塩漬けです。
確かに何の根拠もなく適当な銘柄を買って、下がってしまった、損失を確定させたくないからそのまま保有、というのは悪手の塩漬けです。
ただ私の場合は根拠をもって銘柄を選定していますので、いくら値が下がり含み損があっても、塩漬けしている感覚はありません。
重複しますが、株式を購入するときは、最悪紙切れになってしまってもいい金額を投資しています。
Q. 高配当株に投資するなら長期保有していた方が安定的な利益が出るのでは?
配当金が多くなるか売買益が多くなるかは、相場次第なので分かりません。
2022年の国内のレンジ相場であれば、株価が上下に行ったり来たりするので、トレード回数が増え、結果として売買益の方が多くなるかも知れません。
2020年コロナショック以降の上げ相場であれば、株価は上昇するばかりでしたので、トレード回数は少なくなり、配当金の方が多くなるかも知れません。
好みの問題かとは思いますが、私の性格が少しせっかちで配当金にあまり喜びを感じない、というところから高配当銘柄をトレードに使っています。
- 長期保有目的での高配当株投資とインデックス投資もしています
- 増配率を考えれば、短期トレードではなく長期保有した方がリターンが大きくなる可能性は高いです
永久保有したい銘柄として扱っているリストは別ページでまとめています。
②割安なタイミング
私の手法では永久保有したいと判断した銘柄を割安なタイミングで投資します。
割安な価格で買うためにはテクニカル分析が必須です。
パソコンやスマホアプリでチャートにインジケーター(指標)を表示させ、株価が安くなった(売られ過ぎの)タイミングを分析します。
*オシレーター系の一例をあげると
*オシレーター系インジケーター:「買われすぎ」「売られすぎ」を判断する指標
- ストキャスティクス
- RCI(相関係数指数)
- RSI(相対力指数)
などがあります。
トレンド系であれば
*トレンド系:株価の「上昇傾向」「下降傾向」を判断する指標
- 移動平均線
- MACD
などが個人的に多用しているインジケーターです。
オシレーター系は市場の過熱や過冷を示す指標で、トレンド系は価格の長期的な動きを追跡する指標です。
これらのインジケーターを用いて、シンプルなマイルールに従って投資します。
トレードの一例ではありますが、下記画像の「A」地点でMACDがそろそろ交差しそうだから買おう、という具合です。
機械的に、ある意味アバウトに、ゆったりとしたエントリーです。
私は主に1時間足、4時間足、日足によるスイングトレードを行っています。
このページでは手法の大枠をお伝えすることを目的としているため、チャートの使い方やインジケーターについて別ページでより詳しく紹介しています。
\ 高配当株投資にも使える /
③少額分割投資
最後に、私の手法では永久保有したいと判断した銘柄を、割安なタイミングを見計らって、分割投資することを基本戦略としています。
チャートを使って、割安なタイミングがきたからと言って、焦って資金を一括投資するのはハイリスクです。
資金を分割して、複数回に分けて投資します。
一例をあげると、150万円の投資資金であれば、5分割くらいに分けて購入するイメージです。
加えて、株価が下がるにつれて大きな金額を投入するようにします。
具体的には、1回目は10万円分、2回目は20万円分、… 、5回目は50万円分と分割して投資していきます。
以下の画像をご覧いただくと分割イメージが付くかと思います。
大抵の場合、5分割目までは株価は下がらずに、途中で株価は反発してしまいます。
株価が低くなるにしたがって投資金額を増やすことで、1株あたりの平均取得単価が下がり、反発したときの利益が大きくなります。
一括投資と分割投資の比較
一括投資と分割投資でどの程度差が生まれるのか、簡単な例をあげます。
1株1000円の銘柄に、分散投資と一括投資でシミュレーションしてみます。
まず分割投資の場合ですが、1回目の購入後、株価の下落が続いたため、100円下がるごとに、5回目まで投資金額を増やして、購入を続けます。
分割投資であれば、714円まで株価が戻れば、損失は±0となります。
1000円まで回復すれば、約60万円の利益がでます。
一方で、一括投資した場合は、1000円に戻ったところで、やっと±0。
おそらく多くの投資家は、1500株を持ったまま含み損に耐え切れず、どこかで売ってしまうでしょう。
分割投資をすることで、より安い株価で多くの株数を購入でき、平均取得単価が低くなるため、株価が少し回復すれば利益がでます。
しかし、勘が鋭い方であれば、
「これは1投目以降株価が下がったからだ。1投目の後にすぐ上がれば、利益は一括投資の方が多くなる。」
と思われるかも知れません。
確かにその通りなのですが、私は利益の大きさよりも、メンタルを保ってゆったりのんびりトレードすることを重要視しています。
時には投資していることも忘れてしまうぐらいです。
サラリーマンなので、それぐらいの心に余裕が持てる分割投資を徹底しています。
分割投資によるトレードの上達に役立つ書籍もまとめていますので、ご興味があればご覧ください。
証券会社は?
私のトレード手法は主に単元未満株でのスイングトレードです。
そのため、1株(単元未満株)から少額分散投資ができる証券会社は利用する必要があります。
※日本の個別銘柄は、基本的に100株(単元株)からしか取引できず、一部の証券会社でのみ単元未満株の取り引きが可能
私の場合、日本株はSBI証券、米国株のスイングトレードには国内最安手数料のmoomoo証券です。
スイングトレードは頻繁に売買が発生するため、できるだけ取引手数料の安い証券会社が必須です。
SBI証券は単元未満株(S株)の売買手数料は無料、moomoo証券は国内のネット証券で米国株取引の手数料が最安です。
私が使っている証券が会社をまとめていますので、参考までにご覧ください。
まとめ|サラリーマンや主婦(夫)向け月5万円目標のスイングトレード
このページでは、私が普段行っているスイングトレードの大枠を紹介しました。
その手法は以下のとおりです。
- 永久保有したい銘柄を
- 割安のタイミングで
- 少額分割投資する
この流れでトレードを繰り返し、平均すると月5万円ほどをのんびりと稼いで、娯楽費や生活費の足しにしています。
つらつらと私独自で編み出した手法のような口ぶりで紹介してしまいましたが、資金やタイミングを分散させる分割投資などは、昔から相場師が推奨している投資手法ですし、色々な本を読んで組み合わせた末にたどり着いた、目新しくもない手法ではあります。
ただ私のように、
- サラリーマンや主婦(夫)で忙しく日中は相場が見られない
- 焦らずのんびりしたトレードがしたい
- 月に5万円程度でいいのでお小遣い稼ぎがしたい
とお考えの方には向いている参考となる手法ではないかなと思います。
今回は大枠だけ紹介したので、以下ページより詳細を読み進めていただき、あなたがスイングトレードで勝つための一助となれれば幸いです。
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本記事で提供される株式投資手法に関する情報は、一般的なガイダンスを目的としており、投資結果を保証または約束するものではありません。投資に関する決定は、読者ご自身の責任で行う必要があります。本記事の内容に基づいて行われた取引から生じるいかなる損失や損害についても、記事の著者や運営者は責任を負いません。投資を行う前には、独自のリサーチを行い、必要に応じて専門家の助言を求めることをお勧めします。