【初心者向け】米国株スイングトレード手法を解説|銘柄や手数料を抑える方法も紹介

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

近年は新NISAの影響もあり投資ブームが到来しているようですね。

私の基本的な投資スタンスもインデックス投資による長期資産形成ではありますが、並行して短期トレード(数日〜数週間のスイングトレード)も行っています。

スイングトレードの実績としては月利5%程度と、サラリーマンとしては丁度良いお小遣い稼ぎです。

スイングトレードの対象は日本株、米国株、暗号資産(ビットコイン)、FX(ドル円、ユーロ円)と色々と手がけているのですが、このページでは米国株のスイングトレードに絞って紹介できればと思います。

一見ハードルが高いと思われる米国株も、今ではスマホさえあれば簡単にトレード可能です。

詳しいトレード手法については後述しますが、私がどのように利益を得ているか少し触れておくと、以下の画像のようなイメージです。

出典:moomoo証券アプリ

チャート下に表示してあるシグナルを元に、半機械的買いを入れて平均取得単価を下げ、反発したところで利益確定(一括決済)する。

私の場合は事前にトレードに適していると判断している銘柄は選定済みです。

そのため、あとはひたすらシグナルが出た銘柄にエントリーを重ね、株価が戻ったところで利益を得る。

なかなか株価が戻らなくても、選定した銘柄は財務健全で株主還元に積極的な銘柄、もしくは分散の効いた優良なETFですので、配当金を受け取りながらのんびりトレードします。

頻繁なトレードは行わないのでストレスがないですし、スイングトレード初心者が始めやすい手法かと思います。

このページでは、米国株のスイングトレードに最適な証券会社スマホアプリの設定エントリー・利益確定のタイミングの全手順を解説しています。

この記事で分かること
  • 米国株スイングトレードのはじめかた
  • 米国株スイングトレードに適した銘柄
  • 米国株スイングトレードの勝ち方
どのような手法か
  • スマホアプリで完結
  • 現物のみ(信用取引やレバレッジ無し)
  • チャートだけを見てトレード
  • 元手10万円ほどから始められる
どのような人に向いているか
  • リスクを抑えたトレードがしたい方
  • ゆったりしたトレードをしたい方(サラリーマンや主婦(夫)の方など)
  • 月数万円程度のお小遣いを稼ぎたい方

おかしな投資商品やセミナーなどの勧誘は一切ありませんので、安心してお楽しみください。

スイングトレードは投機性(ギャンブル性)の高い投資手法です。元本割れするリスクが大きく、必ず利益が出るわけではありません。一般的に将来の資産形成が目的の場合、優良な投資信託やETF、個別銘柄への長期的な投資が推奨されています。その点ご留意していただいたうえでご覧ください。

目次

米国株のスイングトレードはいくら稼げるのか

まず皆さんが気になるのは、米国株のスイングトレードで一体いくら稼げるのかという点かと思います。

正直なところ、私の手法では明確な金額目標は定めておりません。

なぜなら、目標を掲げたとしても自分の思惑どおりに市場が動いてくれる訳ではないからです。

私のスイングトレード手法をざっくり言うと、

  • 株価が下落し割安なタイミングで買い集め
  • 配当を受け取りながら次の上昇を待ち
  • 良いころ合いでアバウトに利益確定

する手法です。

根本として「株価は読めない」という考えのもとでトレードしています。

ですので、月に30万円稼ぐ!というような明確な目標はありません。

ある程度満足した利益が乗ったところで決済するので、一銘柄の利益が1000円未満の時もあれば、10万円を超える時もあるなど様々です。

ただ、私のスイングトレード手法の過去実績から計算すると、おおよそ月利5%〜10%となっています。

投資元本が10万円であれば、月5000円程の利益。
投資元本が100万円であれば、月5万円程の利益が大体の目安です。

「もっと高いリターンが欲しい」とお考えの方は、もう少しリスクを取った他の手法を選択する必要があるかと思います。

私のスイングトレードはあくまでも、

  • できるだけリスクを抑えながら
  • ゆったりとトレードして
  • お小遣い程度の利益を得る

手法となりますので、共感できる方のみ読み進めていただければ幸いです。

米国株のスイングトレードのメリット

スイングトレードの対象は日本株だけでも十分に利益を得ることが可能です。

ではなぜ、私が米国株のスイングトレードを行っているかというと、以下のようなメリットがあるためです。

  • 1株からリアルタイムで取引できる
  • 夜にゆっくり市場の動きを確認できる
  • 優良な銘柄が多い
  • 手数料が安くなってきた

ひとつずつ解説します。

1株からリアルタイムで取引できる

米国株は日本の個別銘柄と異なり、1株単位で売買が可能です。

日本株も証券会社によっては1株(単元未満株)から取引可能なのですが、リアルタイムで売買できる証券会社があまりありません。(楽天証券のミニ株ではリアルタイム取引があるのですが、手数料が高く、一部の銘柄のみ対象、と使い勝手が悪いです)

SBI証券のS株(単元未満株)を例に挙げると、注文時間と約定のタイミングは以下のとおり決まっています。

出典:SBI証券 単元未満株 約定タイミング

例えば、朝7時までの注文は朝9時に約定し、11時の注文は15時の終値で約定です。

成行注文しかできませんので、

「1000円だったので買い注文を入れたけど、約定時には値上がりして1100円で約定してしまった」

と想定とは異なる株価で約定してしまうケースがあります。

この様に日本株の単元未満株取引には、

  • 成行でしか注文できない(指値注文できない)
  • 注文と約定のタイミングにラグがある

ために想定した株価で買うことが難しくなるというデメリットがあります。

一方、米国株は1株からリアルタイムで取引ができ、指値注文も可能ですので、よりトレードがしやすくなります。

夜にゆっくり市場の動きを確認できる

米国市場が動くのは日本時間の夜中です。

具体的には、23:30〜翌6:00(サマータイムは22:30〜翌5:00)となります。

私の本業はカレンダー通りで日中の仕事なので、日本株の場合は市場動向をリアルタイムで見ることができません。

一方、米国株であれば夜の時間や早朝の時間を使ってリアルタイムでトレードが可能です。

私は習慣的に夜寝る前にベッドの上などで米国株のトレードを行っています。

時間のある夜間に株価の動きをリアルタイムに確認しながらスマホで手軽に売買できるのが、米国株のメリットの一つだと感じています。

優良な銘柄が多い

米国株には優良な銘柄が多く存在します。

私のスイングトレード戦略では、永久保有したいと思える超優良銘柄にのみ絞ってトレードしています。

米国株には世界を代表する銘柄や歴史あるETFが沢山あるので、トレードチャンスを増やす為にも日本株だけでなく米国株もトレード対象としています。

手数料が安くなってきた

米国株のスイングトレードにかかる取引手数料は0.088%です。(moomoo証券の場合)

数年前までは米国株の取引手数料はかなり割高で、大手ネット証券でも約定代金に対し約0.5%程の手数料や、その他為替手数料(円⇒ドルへの両替費用)がかかっていました。

ただ最近では、一部の銘柄に限り購入手数料が0円だったり(売却手数料はかかる)、為替手数料が無料になったり、取引手数料が格安の証券会社(後述します)がでてきました。

頻繁に売買するスイングトレードでは手数料の高さは命取りです。

スイングトレードで勝つためには、取引手数料の安い証券会社を選ぶ必要があります。


各種手数料の引き下げ優良銘柄が豊富であることなどを理由に、数年前から日本株に加えて、米国株のスイングトレードも扱うようになりました。

それでは、ここから私が普段行っている米国株スイングトレードの全手順を紹介します。

【5STEP】米国株スイングトレード手順

米国株のスイングトレードのはじめかたを5ステップで紹介します。

具体的なステップは以下のとおりです。

米国株スイングトレードで稼ぐ5STEP
STEP
証券口座の開設

米国株スイングトレードに最適な証券口座を開設します

STEP
監視銘柄の登録

チャンスを逃さないようにトレード対象の監視銘柄をアプリに登録します

STEP
チャートの設定

アプリのチャートに勝つためのインジケーターを表示します

STEP
エントリー(買い方)

どこで買えばいいのか、具体的なエントリーポイントを紹介します

STEP
利益確定(売り方)

どこで売ればいいのか、具体的な売りポイントを紹介します

口座開設からチャートの設定買い方から利益確定までを完全網羅しています。

上記ステップ順に進めていただければ、今日から米国株スイングトレードを始められるかと思います。

ひとつずつ解説していきますね。

STEP① 証券口座の開設

まず、米国株でスイングトレードするためには、米国株を売買できる証券口座が必要です。

SBI証券や楽天証券など、主要なネット証券では外国株取引に対応しています。(別途、外国株式取引口座の開設申請が必要)

ただ、取引手数料がかなり割高なので、私が普段利用している証券会社を紹介できればと思います。

米国株スイングトレードに最適な証券会社

私が米国株のスイングトレードで利用しているのは moomoo証券 という証券口座です。

2024年7月現在、「取引手数料の安さ」「アプリの使いやすさ」を考えると、米国株のスイングトレードにはmoomoo証券が最も適しているためです。

以降のSTEPでは、moomoo証券アプリを前提とした解説とさせていただきますのでご了承ください。

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moomoo証券口座開設の流れ
STEP
1分】アプリのダウンロード

スマホでmoomoo証券アプリを無料ダウンロードします

STEP
1分】アカウント登録

アプリからメールアドレス、もしくは電話番号で無料登録します

STEP
5分】口座開設申請

アプリから口座開設申請をします

口座開設申請は10分ほどで完了し、最短翌日には開設完了の案内が届きますよ。

開設方法は下記ページでも詳しく解説しています。

moomoo証券とは?

moomoo証券は、

  • NASDAQ上場企業による運営
  • 世界で2,100万人以上のユーザー
  • 金融庁の金融商品取引業者として登録済み

なので安心して利用できる完全無料の証券口座です。

「moomoo証券」と聞いて、最近SNSやWEBサイトなどでよく広告を見かけるので、なんだが怪しいと感じる方もいるかもしれません。

私もあまりに宣伝が目に付くので、はじめは使う気は無かったのですが、スイングトレードにとても有利な格安の手数料設定に惹かれ使ってみました。

実際に使ってみると、手数料が格安でアプリも使いやすいので、今では米国株の取引はトレードはmoomoo証券のアプリに集約しました。

お得情報:moomoo証券なら米国ETFも超有利

SBI証券楽天証券米国高配当ETFに投資中の方は、moomoo証券の方が5倍以上お得に投資可能です!

※ご興味なければ読み飛ばしてください

moomoo証券のメリット

私がmoomoo証券を使っている主な理由は以下の二つが挙げられます。

  • 米国株の取引手数料が業界最安クラス
  • アプリが使いやすい(トレードがしやすい)
米国株の取引手数料が業界最安クラス

moomoo証券の米国株の取引手数料は業界最安クラスです。

もともと私は、SBI証券を利用していたのですが、その手数料の高さがネックとなっていました。

スイングトレードは頻繁に売買を繰り返す手法なので、手数料の高さは致命的です。

そんな中、昨年moomoo証券が日本でサービスを開始し手数料の安さに驚きました。

SBI証券を筆頭に大手ネット証券での米国株取引手数料は、約定代金の0.495%です。

例えば、SBI証券で米国株を購入したときに、約定代金が50万円だとすると、2,475円も手数料がかかります。売却にも同手数料がかかるので、一度の売買で5,000円近くかかることになります。

一方moomoo証券の手数料は、約定代金の0.088%と格安です。

約定代金が50万円だとすると、買いと売りの往復でも1,000円もかかりません。

SBI証券はmoomoo証券の約5倍も手数料が高い計算になります。

手数料のことだけを考えても、米国株取引をするならmoomoo証券が圧倒的に有利なのですが、もうひとつ優れた点がアプリの使いやすさです。

アプリが使いやすい(トレードがしやすい)

今までたくさんのネット証券アプリ*を使ってきたのですが、個人的にはmoomoo証券のアプリは最も使いやすく高性能です。※SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、STREAM、SBIネオモバイル証券

かなり多機能なので、私の米国株のスイングトレードはmoomoo証券アプリで完結します。

口座の開設から資金の入金、トレード銘柄の管理、チャート分析、買い注文、売り注文、全てがスマホで対応可能です。

スマホアプリで完結できる最大のメリットはいつでも手軽にチャート分析や注文ができること。

通勤中や仕事のお昼休み、旅行中など、パソコンの前に座らなくても簡単にチャート分析や注文が可能です。

私の場合は、(米国株は夜に市場が動くので)ベッドの上で寝る前に値動きを確認して、リアルタイムでささっと売買できるトレードスタイルがとても手軽で気に入っています。

またチャート上に「B」(buy)「S」(sell)と売買履歴のアイコンで表示されるので、トレードの振り返りが容易なのもこのアプリを使っている理由の一つです。

moomoo証券_チャート上_売買取引履歴_KO

手数料が安く高性能なチャート分析ができ売買も可能

この3拍子揃った証券口座は他にないため、現状私はmoomoo証券を使っている状況です。

以降のステップも、moomoo証券を前提に話を進めさせていただきます。

口座開設して入金するだけで最大10万円相当の米国株がもらえるキャンペーン中なので、持っておいて損はないかと思います。

この後のトレード解説はチャートを使いながら、より詳しく解説するため少し長くなります。

もしmoomoo証券が良さそうと思う方は、以下のページを参考に証券口座の開設申請を行ってから、開設審査を待つ間(約1日)に次のステップを読み進めていただければ時間を効率的に使えるかと思います。

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moomoo証券口座開設の流れ
STEP
1分】アプリのダウンロード

スマホでmoomoo証券アプリを無料ダウンロードします

STEP
1分】アカウント登録

アプリからメールアドレス、もしくは電話番号で無料登録します

STEP
5分】口座開設申請

アプリから口座開設申請をします

口座開設申請は10分ほどで完了し、最短翌日には開設完了の案内が届きますよ。

開設方法は下記ページでも詳しく解説しています。

STEP② 監視銘柄の登録

moomoo証券の口座開設申請を行ったら、審査完了を待つ間にアプリにトレード対象の銘柄を登録します。

スイングトレードの対象とする銘柄は、はじめは出来高が大きい大型株や、動きが緩やかで固有リスクのないETFがおすすめです。

ただ米国株の銘柄選びは難しいと思いますので、参考までに私が普段監視している銘柄を紹介します。

スイングトレードに関する大枠の考え方はページ解説していますが、米国株の場合は以下の決まった銘柄のみトレード対象としています。

上記リストの銘柄をmoomoo証券アプリでお気に入り登録しておくことで、各銘柄の値動きを日々監視しやすくなります。

以下は私のお気に入りの画面です。

お気に入り_バフェット
お気に入り_ETF

「バフェット銘柄」「米国ETF」で分けて登録し、その日の変化率を一目で分かるようにしています。

お気に入りリストはご自身のお好みで使いやすくアレンジしてみてください。

監視する銘柄を登録できたら、次はチャート設定について紹介します。

STEP③ チャート設定

moomoo証券のアプリでは高機能なチャートが無料で利用可能です。

チャートはカスタマイズできます。

ここでは私のスイングトレードに欠かせないチャート設定を紹介します。

私のチャート設定は以下の通りです。

チャート設定
  • ローソク足:1時間足
  • インジケーター
    • 移動平均線:100
    • MACD:デフォルト(初期設定)
    • RSI:20

このチャート設定を使ってどのようにトレードしているのかについては後述しますので、まずは各インジケーターの設定方法を解説します。

各インジケータの追加

始めにアプリ上に「移動平均線」「MACD」「RSI」を表示させます。

以上でアプリ上に「移動平均線」「MACD」「RSI」は表示できますので、次は各インジケーターの設定を行います。

移動平均線の設定方法

移動平均線は100に設定します。線の色などはお好みです。

MACDの設定方法

MACDはデフォルト設定のままで特に変更は不要です。

RSIの設定方法

RSIは20で設定します。不要なRSI1、RSI2は非表示にします。


以上でチャートの設定も完了です。

監視銘柄の登録とチャートの設定を行い、口座開設審査が完了したらいよいよトレードです。

私が行っているエントリー方法を紹介します。

STEP④ エントリー(買い方)

米国株スイングトレードのコツはチャート分析分割投資です。

私は以下を基本戦略としています。

スイングトレード基本戦略

チャート分析:ローソク足と各インジケーターを参考に「トレンドの転換」や「売られ過ぎ」を判断し、

分割投資:資金を数回に分けて分割投資する。

チャート分析

まずチャート分析を行い「トレンド転換」もしくは「売られ過ぎ」を判断します。

  • 移動平均線:売られ過ぎ
  • MACD:トレンド転換
  • RSI:売られ過ぎ
移動平均線:売られ過ぎ

移動平均線はトレンド系(上昇トレンドか下降トレンドかを判断する)インジケーターなのですが、私の場合は短期的な売られ過ぎの判断に利用します。

株価には平均回帰といって平均値へ引き戻される性質があります。

株価の平均である移動平均線から株価が下へ離れ過ぎると、一旦上にある移動平均線へ戻る(上昇する)という性質を利用することで逆張りのトレードが成り立ちます。

移動平均線のエントリーポイント

株価と移動平均線の乖離が大きくなったポイント

私の場合はどの程度乖離が大きくなったらという明確な基準は定めていません。

日々チャートを観察し、ある程度大きくなったらという”感覚”に基づくエントリーです。

もし明確な基準を設けたい方は「BIAS」(移動平均線乖離率)というインジケーターがありますので、そちらを参考にすると良いかと思います。

移動平均線のワンポイント

移動平均線が横ばい(=株価がレンジ)だと機能しやすい傾向にあります。移動平均線が大きく傾いている市況(=株価が強い上昇トレンドもしくは下降トレンド)では機能しにくくなりますので注意が必要です。

MACD:トレンド転換

MACDはトレンド系のインジケーターで、その銘柄が上昇トレンドか下降トレンドかを判断できます。

下降トレンドから上昇トレンドに移行するポイントを見極めることで、株価の底値付近でエントリーする目安となります。

MACDのエントリーポイント

中央線よりも低い位置オレンジライン青いラインクロス(上抜け)しそうなポイント

移動平均線のワンポイント

中央線から遠い(低い)位置でのクロスだと確度が高くなる傾向にあります。

RSI:売られ過ぎ

RSIは株のオシレーター系(売られ過ぎ)インジケーターです。

RSIを監視することで、株が売られ過ぎているのか(買われ過ぎているのか)を判断できます。

売られ過ぎを検知して買いを入れることで、その後の買い戻しによる株価上昇を利益に変えることができます。

RSIのエントリーポイント

RSIが30を下回ったポイント

移動平均線のワンポイント

株価が横ばい(レンジ)だと機能しやすい傾向にあります。株価が強い上昇トレンドもしくは下降トレンド)では機能しにくいインジケーターなので注意が必要です。


インジケーターを利用したエントリーポイントについて紹介しました。

紹介した「移動平均線」「MACD」「RSI」は、10年超の投資経験から選りすぐったインジケーターです。もちろん100%ではありませんが精度は高いはずです。

実際にそれぞれのエントリーポイントが機能しているのか、過去のチャートで確かめていただければと思います。

以上で説明したインジケーターのエントリーポイントに当てはまるからと言って焦って、一度に資金を全額投資するのはハイリスクです。

ここからはリスクを抑えるための分割投資について解説します。

分割投資

インデックス投資など超長期投資では一括投資の方が資金効率が良いのですが、スイングトレードや高配当株投資などのアクティブ投資では分割投資が基本です。

一度で投資するのではなく、資金を分割して投資します。

分割投資する理由のひとつは、株価の動きは誰にも読めないためです。

いくらチャート分析を駆使して絶好のエントリーポイントだと自分では感じても、それを裏切られることは多々あります。

100%の確率で株価の底を当てられるのは不可能です。

1度目のエントリーで更に下がってしまっても、2度目、3度目と資金を分割して投資していけば株価の底値付近で買える確率が自然と高まっていきます。

私が行っているスイングトレードでの分割投資の具体的な基本戦略について紹介します。

分割投資のやりかた

私の分割投資のやり方は以下の4ステップです。

資金を5分割する
❷ 監視銘柄のチャート分析
❸ 分割投資
❹ 日々❷❸を繰り返す

❶ 資金を5分割する

まずは投資資金を5分割にします。

例えば、投資資金が150万円であれば以下のイメージです。

  • 10万円(分割投資1回目用)
  • 20万円(分割投資2回目用)
  • 30万円(分割投資3回目用)
  • 40万円(分割投資4回目用)
  • 50万円(分割投資5回目用)

均等に5分割でもいいのですが、投資金額を徐々に増やしていくことで取得平均株価が下がり、上昇したときの利益を大きくできます。

❷ 監視銘柄のチャート分析

日々銘柄のチャートとインジケーターを監視します。

前述したインジケーター群「移動平均線」「MACD」「RSI」のどれか(もしくは複数組み合わせ)がエントリーポイントの条件に合致しているかを毎日確認します。

❸ 分割投資

監視している銘柄がエントリーポイントに合致していたら、分割した資金から投資します。

❹ 日々❷❸を繰り返す

❷のチャート分析を行いシグナルが発生すれば、❸エントリーを日々繰り返していきます。

❸では前回の投資金額(株数)を増やしてエントリーします。一発買いよりもリスクを分散できるだけでなく、平均取得単価が下がり、反転上昇した時の利益が大きくなります。

分割投資の具体例

文字だけでは分かりづらいので、実際のチャートを見ながら具体的な例をあげます。

まずは、日々監視銘柄のチャートを確認して、各インジケーターをチェックします。

上記画像のでは、移動平均線の乖離が大きく、MACDがクロスしそうなため、1回目の分割投資、例えば10万円分の株を購入します。

では、移動平均線の乖離が大きく、RSIが30に接触したため、2回目の分割投資20万円分の株を購入。

では、移動平均線の乖離が大きく、MACDがクロスしたうえに、RSIが30を下回ったので3回目の分割投資30万円分の株を購入します。

多くの場合、5回目までは投資できずに上昇し始めるでしょう。

上記例でも3回目の分割投資を終えた後、大きく上昇したため、4回目以降の投資はせず利益確定に向かいます。

この様に分割投資を行うことで、一括投資よりもリスクを抑えつつ、株価の底値付近に取得取得株価を寄せることもできるので、上昇したときの利益は大きくなります。

今回の資金分割は金額ベースで考えましたが、例えば初回エントリーは1株、2回目は2株、というように株数ベースでトレードすることもあります。あくまでエントリーを分割すること、安いところでより多く買う(徐々に投資金額を増やす)ことが大事です。


エントリーポイントについて解説しましたが、利益確定(売る)タイミングについて知りたい方もいるはずです。

以降では、買った株をいつ売るのか(イグジットポイント)についても紹介します。

STEP⑤ 利益確定(売り方)

正直なところ利益確定については、私自身明確な基準はあまり定めていません。

では、私自身がどのようなところで利益確定しているのかですが、ざっくりと以下のとおりです。

  • 1度目の分割投資付近
  • RSIが70を超えたら
  • 1万円の利益が出たら

1度目の分割投資付近

徐々に投資金額を増やす分割投資であれば、1度目の分割投資付近まで上昇したら確実に利益が出ているはずです。

1度目の分割投資をしたところまで株価が戻ったら売却してしまうことが多いです。

RSIが70を超えたら

RSIはエントリーの際には売られ過ぎの指標として参考にしますが、買われ過ぎの判断にも使えます。

一般的に70を超えたら過熱気味とされるので、RSIが70付近では利益確定を考えます。

1万円の利益が出たら

評価損益が1万円を超えたらテクニカル面をあまり考慮せず利確してしまうことも多いです。

私のスイングトレードでは月に5万円ほど稼げれば良いと考えています。

1度に複数銘柄手がけているので、1銘柄あたりの利益は1万円程で決済してしまって、あまり欲を出さないようにしています。


利益確定のタイミングについては、始めのうちは大きな利益を出すというよりも、トレードに慣れるために利益が出たらすぐに売却を繰り返すのが良いかなと思います。

米国株スイングトレードまとめ

米国株スイングトレードのメリットはじめかたを5ステップで紹介しました。

米国株スイングトレードのメリット
  • 1株からリアルタイムで売買できる
  • 手数料が安い
  • 優良な個別株やETFが多い

一見ハードルが高そうな米国株ですが、実は初心者の方でもトレードしやすい環境が整っています。

米国株スイングトレードで稼ぐ5STEP

米国株スイングトレードのはじめかた5STEPは以下のとおりです。

STEP
証券口座の開設

手数料が最安クラスのmoomoo証券がおすす

STEP
監視銘柄の登録

チャンスを逃さないようにトレード対象の監視銘柄をアプリに登録します

STEP
チャートの設定

移動平均線RSIMACDを設定します

STEP
エントリー(買い方)

以下インジケーターのシグナルが出たらエントリーします

  • 移動平均線から乖離が大きくなったところ
  • RSIが30を下回ったところ
  • MACDがクロスしたところ
STEP
利益確定(売り方)

以下ポイントで利益確定します

  • 1度目の分割投資付近
  • RSIが70を超えたら
  • 1万円の利益が出たら

今回紹介した5ステップの通り進めていただければ、米国株のスイングトレードで利益を得る環境は整いますので、まずはSTEP① 口座開設から始めていただければと思います。

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moomoo証券口座開設の流れ
STEP
1分】アプリのダウンロード

スマホでmoomoo証券アプリを無料ダウンロードします

STEP
1分】アカウント登録

アプリからメールアドレス、もしくは電話番号で無料登録します

STEP
5分】口座開設申請

アプリから口座開設申請をします

口座開設申請は10分ほどで完了し、最短翌日には開設完了の案内が届きますよ。


免責事項

本記事で提供される株式投資手法に関する情報は、一般的なガイダンスを目的としており、投資結果を保証または約束するものではありません。投資に関する決定は、読者ご自身の責任で行う必要があります。本記事の内容に基づいて行われた取引から生じるいかなる損失や損害についても、記事の著者や運営者は責任を負いません。投資を行う前には、独自のリサーチを行い、必要に応じて専門家の助言を求めることをお勧めします。

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