【完全ガイド】米国高配当ETFの買い時判定ツール(SPYD/HDV/VYM/SCHD)

【完全ガイド】米国高配当ETFの買い時判定ツール(SPYDHDVVYMSCHD)

このページではYouTubeチャンネルの「毎月の米国高配当ETF買い時チェックシリーズ」でも解説している

  • 米国高配当ETFの買い時2つの条件
  • 各ETFの最新配当利回り
  • 各ツールの設定方法

を順番に紹介します。

手順通りすすめていただければ、動画で紹介している「買い?」マークが簡単に表示できます。

投資は自己責任でお願いします

本サイトは、投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨・勧誘・助言するものではありません。投資に関する最終的な判断は、読者ご自身の責任にて行っていただきますようお願いいたします。また、本記事の情報を参考にして発生したいかなる損失・損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

目次

米国高配当ETFの買い時とは?

米国高配当ETFの買い時は以下2つの条件を同時に満たしたタイミングを、一つの買いタイミングとして考えています。

  • (円建て)配当利回りが過去平均を上回っていること
  • (円建て)チャートでRSIが30を下回っていること

❶過去平均値と比較することで、少なくとも割高なタイミングは避けつつ、❷皆が短期的に投げ売りしているところを狙いにいきます。

どちらも客観的な数字データで判断できるため、むずかしい分析などは必要なく、機械的に判断できる明確な基準となります。

❶ 各ETFの最新配当利回り

それでは、実際に各高配当ETFの「現在の利回り」をみてみます。

2025年以降の利回り推移(円建て)

※独自で計算しているため実際のデータとの正確性を保証するものではありません
※データの更新状況により表示されないことがあります

💡 グラフの見方
  • 青い線が「下」にある時 ⇒ 利回りベースで割高判定(様子見)
  • 青い線が「上」に突き抜けた時 ⇒ 利回りベースで割安判定(買い検討)

このグラフを見れば、現在の相場がある程度の割高なのか・割安なのかが一目で把握できます。

❷ RSIの確認

❶で過去平均を上回っていることが確認出来たら、株価チャートで売られ過ぎシグナルが出ているかを確認します。

私はRSI30を割ったら売られ過ぎ、と判断しています。

ただ、株価チャートでRSIと株価チャートを照らし合わせながら見るのも面倒なので、株価チャートにRSIが30を割ったタイミングで「買い?」マークを表示させています。

これを表示することで、RSIを表示しなくても、銘柄を切り替えても自動で株価チャート上で直接RSI30割れを確認で切るので便利です。

ちなみにこれは米国ETFだけでなく、日本の個別株でもそのまま利用できます。(どちらかというと日本株メインの仕組みですが。)

下は「買い?」マークの一例です。

以降でこれを表示させる手順を紹介します。

⚠️ 以降の設定は「パソコン」での操作をおすすめします

今回の作業は、スマホだと画面が小さく非常にストレスですので、パソコンでの作業をおすすめします。
一度パソコンで設定してしまえば、「スマホアプリ」で快適にシグナルを確認できるようになります。

STEP1:TradingViewの無料アカウントを作成する

「買い?」マークを表示させているのは TradingView という基本無料で使える株価チャートツールです。

まずは、無料で TradingView アカウントを作成します。

必要なのはメールアドレスだけで、10秒で無料登録できます。

こちらのTradingView公式サイトから、以下の手順にしたがって無料登録してみてください。

STEP2:独自の「買い?」シグナルをチャートに出す

アカウントができたらログインして、動画と同じシグナルを設定します。

(KDDIを例としていますが、米国ETFなども同様に「SPYD」などと入力すればOKです)

//@version=6
indicator("売られ過ぎシグナル(優待/高配当株投資)", overlay=true, max_labels_count=500)

// --- 入力設定 ---
rsiLength = input.int(14, title="RSI 期間")
rsiThreshold = input.float(30.0, title="初回RSI水準", tooltip="この数値を下回った時に最初の買いシグナルが出ます")
rsiResetLevel = input.int(50, title="リセット水準 (RSI)")

// --- セクター(業種)による判定(ナンピン幅用) ---
// ※ETFなどでセクター情報が無い(na)場合のエラーを防ぐため、na()で判定して空文字に変換
string currentSector = na(syminfo.sector) ? "" : syminfo.sector

// ディフェンシブセクターの定義
bool isDefensive = currentSector == "Consumer Non-Durables" or 
                   str.contains(currentSector, "Health") or 
                   currentSector == "Utilities" or 
                   currentSector == "Communications"

// --- パラメータの設定 ---
// ナンピン幅:ディフェンシブなら10%、景気敏感なら20%(RSIの基準は一律)
float dropPercent = isDefensive ? 10.0 : 20.0

// --- 計算ロジック ---
float rsiValue = ta.rsi(close, rsiLength)

var float lastSignalPrice = na 
var int buyCount = 0           

// RSI回復によるリセット
if rsiValue >= rsiResetLevel
    lastSignalPrice := na
    buyCount := 0 

// ①初回買い:ポジションがなく、かつ RSIが基準値以下の時
bool isFirstBuy = na(lastSignalPrice) and (rsiValue <= rsiThreshold)

// ②買い増し:既にポジションがあり、前回価格から指定%以上下落した時(RSI無視)
bool isAdditionalBuy = not na(lastSignalPrice) and (close <= lastSignalPrice * (1.0 - (dropPercent / 100.0)))

// 最終シグナル
bool buySignal = isFirstBuy or isAdditionalBuy

// シグナル確定時の処理とラベル描画
if buySignal
    lastSignalPrice := close
    buyCount += 1 
    
    color labelColor = buyCount == 1 ? color.blue : color.red
    string labelText = buyCount == 1 ? "買い?" : "買い増し?"
    
    label.new(bar_index, low, text=labelText, style=label.style_label_up, color=labelColor, textcolor=color.white, size=size.small, yloc=yloc.belowbar)

// --- 画面右下の判定情報パネル表示 ---
var table modeTable = table.new(position.bottom_right, 1, 1)
if barstate.islast
    string sectorDisp = currentSector == "" ? "不明" : currentSector
    
    string panelTitle = isDefensive ? "【ディフェンシブ株】" : "【景気敏感株】"
    color panelBgColor = isDefensive ? color.new(color.blue, 70) : color.new(color.red, 70)
                         
    string panelText = panelTitle + "\n業種: " + sectorDisp + "\n初回RSI: " + str.tostring(rsiThreshold) + "以下\nナンピン幅: " + str.tostring(dropPercent) + "%"
    
    table.cell(modeTable, 0, 0, panelText, bgcolor=panelBgColor, text_color=color.white, text_size=size.normal)

ある程度株価が下がっているタイミングで「買い?」マークが表示されているかと思います。

色々な銘柄(米国個別株、米国ETF、日本個別株、国内ETFなど)を切り替えて試してみてください。

米国株の場合は画面右上から通貨を切り替えられるので「JPY」を選択することで円建てチャートが確認できます。

STEP3:アラートを設定する

STEP2までで、「買い?」マークは表示できました。

ここからは任意ですが、「買い?」マークのところ(RSI30割れ)で、スマホやメールで自動でアラート通知をさせることもできます。

ただ、RSI(インジケーター)へのアラート機能は有料プランでのみ利用できるため、興味があれば以下手順で設定してみてください。

有料プランの30日お試しへ登録

アカウントへログインします。

有料プランは 「Essential」「Plus」「Premium」の3つがありますが、どれも無料で30日お試しができます。

どれを選んでも 30日無料なので、同じ無料でより多様な機能が使える「Premium」がお得ではあります。

ただ、金額も高いので気が引ける… という方は「Essential」でも十分かと思います。

有料プランへの無料お試し登録ができたら、以下の手順で RSI30割れ のところでアラートを設定することができます。

画面上部のアラートを仕掛けたい銘柄名や証券コードを入力します

さいごに:米国株取引の手数料が安い証券口座を検討する

おそらく多くの方は、SPYDなどの米国高配当ETFを取引するとき、SBI証券や楽天証券を利用しているかと思います。

ただ、個人的な意見ではありますが、主要なネット証券の米国株の取引手数料は高すぎます。

特定口座での米国株の売買手数料
証券会社売買手数料(税込み)
SBI証券0.495%
楽天証券0.495%
マネックス証券0.495%
松井証券0.495%
moomoo証券0.132%

大手ネット証券はそろって0.495%が設定されています。

売買の往復で約1%近いコストです。

どうせ同じ銘柄を買うのであれば、できるだけ無駄なコストをかけずに投資したいので、私は米国株取引に限っては、moomoo証券を使うようにしています。

現在、口座開設で最大10万円相当の米国株が当たるようですので、ご興味あれば見てみてください。


本記事で使用しているデータについて

本記事で掲載している配当利回りおよび平均利回りデータは、各ETFの運用会社公式サイト、関連情報サイト、ならびにチャートツール等をもとに、
・過去すべての株価データ
・過去すべての配当履歴データ
・当時のドル円レート

を独自に収集・集計し、算出しています。なお、データは自動更新システムを採用しており、常に最新情報に基づいた分析を行っています。

※本記事の内容は、特定の投資行動を推奨するものではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

免責事項

本記事は、投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨・勧誘・助言するものではありません。記事内で使用しているデータは、筆者が独自に収集・集計したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。投資に関する最終的な判断は、読者ご自身の責任にて行っていただきますようお願いいたします。また、本記事の情報を参考にして発生したいかなる損失・損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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