私は長期投資をしながら、月に数万円稼ぐ短期トレードも行っています。
私の短期トレードでは、永久保有したいと考える銘柄のみを扱います。
今回紹介する米国ETF VT もトレード候補として信頼している銘柄のひとつです。
この記事では、なぜ VT が永久保有したい銘柄なのか解説していきます。
あやせ
投資家 兼 サラリーマン
投資歴12年(2024年1月現在)
米国債券/米国ETF/米国個別株/日本個別株/国内ETF/投資信託/暗号資産FX
IDECO/ジュニアNISA/新NISA満額投資
短期トレードで月5万円ほど稼ぐ
VTとは簡単に言うと…
- 全世界の約8,000銘柄に分散投資して
- 世界経済の成長を享受しながら
- 約2%の配当金を受け取れる
リスク分散しながら配当金を得たい人向けの米国優良ETFです
VT 基本情報
VT の基本情報は以下のとおりです。
ETF名 | Vanguard Total World Stock ETF |
---|---|
ティッカーシンボル | VT |
運用会社 | Vanguard(バンガード社) |
設定日 | 2008/6/26 |
主な投資対象 | 世界中の株式市場における多様な株式 |
市場 | ニューヨーク証券取引所 (NYSE) |
配当分配月 | 毎年3月、6月、9月、12月 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.07% |
分配金利回り※2024年1月 | 2.13% |
純資産総額 ※2024年1月 | 約320億ドル(4.7兆円) |
売買単位 | 1株 |
VT 銘柄構成比率および国別比率
ティッカー | 国 | 銘柄名 | 比率 |
---|---|---|---|
AAPL | アメリカ | アップル | 3.81% |
MSFT | アメリカ | マイクロソフト | 3.76% |
AMZN | アメリカ | アマゾン・ドットコム | 1.79% |
NVDA | アメリカ | エヌビディア | 1.45% |
GOOGL | アメリカ | アルファベット | 1.10% |
META | アメリカ | メタ・プラットフォームズ | 1.00% |
GOOG | アメリカ | アルファベット | 0.95% |
TSLA | アメリカ | テスラ | 0.83% |
BRK/B | アメリカ | バークシャー・ハサウェイ | 0.78% |
UNH | アメリカ | ユナイテッドヘルス・グループ | 0.74% |
※2023年12月
VTが長期保有できる理由
私がVTを永久保有したいと考えている理由は以下の4つです。
- 全世界分散投資ができる
- 分配金がある
- 運営会社の高い信頼性がある
- 経費率が低い
全世界分散投資ができる
VTの投資対象は全世界の約8000社です。
つまり世界経済の成長がVTの成長であり、長期的には右肩上がりであると考えられます。
極端な話どこで買っても、長期で保有すれば最終的には利益になる銘柄であり、長期保有にもっとも適したETFのひとつです。
分配金がある
VTは約2%ほどの分配金を受け取れます。
全世界インデックス連動型の投資信託では分配金はありませんが、VTでは年に4回配当金があります。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のような投資信託に興味あるけど、配当金も受け取りながら投資したい、という方にはほとんど投資対象が同じで投資成果も似ているVTが有力な投資候補となります。
運営会社の信頼性が高い
VTはバンガード社が管理する信頼できるETFとして位置づけられています。
バンガード社は、ブラックロック、バンガード・グループ、ステート・ストリートを含む世界の主要な運用会社の一角を占めており、透明性と低コストの運用が特徴です。
この手数料の低さとクリアな運用スタイルは、バンガード社の投資製品に対する魅力を増しています。
このような背景から、VTはETF市場価値ランキングで27位に位置し、信頼される投資選択肢としての人気を博しています。
また、上場廃止の可能性が非常に低いため、長期間にわたる投資に適しているとされています。
経費率が低い
VTの魅力的な点の一つは、わずか0.07%の経費率による低コスト運用です。
100万円の投資に対して、年間のコストがたったの700円に留まります。
8000社以上の世界的な企業への分散投資が可能でありながら、この程度の低コストで運用可能です。
運用コストの抑制は、長期的なリターンに大きく寄与する要因となります。
VTの年間の運用コストは非常に低く設定されており、投資家にとっての利益の最適化に貢献します。
VTの買い時
※あくまで私のトレード思想であって必ず勝てるわけではありません
※株式投資は自己責任のもと、リスク許容度の範囲内で失ってもよい金額で行ってください
VTはいつ買えばいいのか?
VTの買い時についてですが、私の場合は「RCIが-80を下回ったタイミング」でエントリーを検討します。
上記チャートはVTの直近2年の日足チャートですが、RCIが-80を下回ったタイミングでエントリーすれば、比較的割安なタイミングで買い付けができているかと思います。
もちろん相場状況によっては、RCIが機能しない場合もありますが、一つの目安にはなるかと思います。
私の場合は、RCIの動きに加えて、全体的なトレンドやドル円の状況も鑑みてエントリーしています。
上記で利用しているチャートソフトとインジケーターの設定の詳細については別ページをご覧ください。
まとめ
VTが永久保有したい銘柄と考えている理由とVTの買い時を紹介しました。
- 全世界分散投資ができる
- 分配金がある
- 運営会社の高い信頼性がある
- 経費率が低い
VTは経費率0.07%で全世界8000社に分散投資できる優れたETFです。
2%ほどの分配金も受け取れるため、全世界型の投資信託では物足りないという方には、配当金を受け取りつつ長期投資できるVTは投資候補のひとつになるでしょう。
世界三大運用会社であるバンガード社が運用していることでも圧倒的な信頼感があり、VTを永久保有したい銘柄として位置付けています。
VTの買い時については、日足を見ながらRCIが-80を下回ったタイミングでエントリーを検討します。
私の月数万円稼ぐトレード手法については別記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。